「アイアンマンジャパンへの新型肺炎(SARS)の影響!」   030502
  アイアンマンジャパン五島長崎大会(開催日:5月18日)実行委員会では、新型 肺 炎 (SARS)の世界的な広がりについて危惧する声を受け、大会実施について実行委員会が開催された。

 地域住民そしてボランティアなど関係者の多くから、海外からの選手来島における感染の可能性についての問い合わせが事務局に入っていることを受けたものであ る。

 この結果、本日(5月2日)、大会実施による影響や国際的な状況などを協議し、大会 の延期を検討することも視野に入れ、主催者である大会組織委員会(日本トライ アス ロン連合、他)への答申を行った。

 大会組織員会では、感染の可能性の調査と予防と各対応などを検討し、海外からの来日予定の選手50名余りに現状説明を行い、感染の可能性についての理解を求めることとなった。

 さらに、大会開催まで残り約2週間の時点での延期による影響や実施における対策案を考慮し、近日中に最終判断を行う予定である。

 SARSの影響は、愛知県蒲郡で予定されていたITU総会の延期やアジアトライアスロン同盟の理事会(インド)延期、北京ワールドカップの延期など、トライアスロ ン界にも出始めている。

 大会を目指してトレーニングを積んでいる選手そして関係各位には、心配な動きだが、競技団体とアイアンマンジャパンでは、厳しい条件が予想されながらも、大会開催に向けさらに協議して行く方針としている。

(社)日本トライアスロン連合 広報委員会   
この件の情報は、5月6日(火)午後に更新する予定です。