「2003ITUトライアスロン・ワールドカップトンヨン大会速報」   030610
女子はローラ・レバック(USA)、男子はクリス・ヒル(AUS)が優勝。
関根明子(NTT東日本・NTT西日本)6位
平野司(関西大学)12位

 2003ITUトライアスロン・ワールドカップトンヨン大会が、7日(土)、快晴の韓国・統営市でカナダ、アメリカ、オーストラリアをはじめ世界20カ国81名のトライアスリートが参加して行われた。女子はローラ・レバック(USA)が、男子はクリス・ヒル(AUS)が優勝した。
日本勢では、女子が関根明子(NTT東日本・NTT西日本)6位。男子は平野司(関西大学)が12位に入った。

 女子は、ローラ・レバック(USA)、ジル・サベージ(CAN)、マキシン・セーア(AUS)の3人がスイムで飛び出したものの、すぐに15名の集団を形成。5周回目で8人が抜け出し、第2集団と1分30秒差をつけバイクフィニッシュした。ランではローラ・レバック、ラドバ・レンカ(CZE)、エマ・スノーシル(AUS)、リズ・ブラッチフォード(AUS)の4人が激しいトップ争いを繰り広げたが、最後のスプリントでみごとローラ・レバックが優勝を飾った。関根明子(NTT東日本・NTT西日本)は、スイムででおくれたもののバイクでねばり、得意のランで中西真知子(NTT東日本・NTT西日本)をはなし、入賞を果たした。

男子は、スイムで平野司(関西大学)が2位以下と20秒の差をつけフィニッシュ。バイクはクリス・ヒル(AUS)、クリス・ゲメル(NZL)を含む13名の集団となり、第2集団との差を2分以上と突き放した。30分台のランスプリットを記録したグレッグ・ベネット(AUS)の追い上げも及ばず、クリス・ヒルが初の韓国でのワールドカップを制した。また平野もランでねばり、自己最高位を記録した。

気象状況:気温22.4度、水温20.5度、風速1.7m 風向き南



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