第3回日本デュアスロン選手権若狭路大会<レース速報>   030623
第3回日本デュアスロン選手権若狭路大会<レース速報>
主  催 : 若狭路サーキットデュアスロン実行委員会 
                 福井テレビ 社団法人日本トライアスロン連合
日  時 : 2003年6月22日(土曜日) 8:45分スタート(男女同時)
場  所 : 福井県大飯町(大飯町総合運動公園発着)
競技距離 : 第1ラン/5km(2周) バイク/30km(一部3周) 第2ラン/5km(2周)
ルール  : ドラフティング許可


男子は長谷亮が(沖縄連合)宣言どおりの初優勝。
女子は松本晴美が貫禄の(岡山協会)3連覇。

22℃と比較的涼しい好条件の中、男子16名、女子3名の精鋭が日本チャンビオンと世界選手権代表をかけ、風光明媚な若狭湾沿いのコースに一斉に飛び出した。今回は両ランとも観戦型の2周回。応援に訪れた多数の観客は間近で展開される迫真レースに幾度も歓声をあげた。
<男子>
第1ランは14分台のハイレベルな争いとなった。佐藤治伸(愛知協会)、高橋泰夫(岡山協会)、長谷亮(沖縄連合)が一歩も譲らずバイクスタート。中田崇志(東京連合)平松弘道(神奈川連合)猪狩真樹(東京連合)脇本繁幸(愛知協会)が40秒差で追走。15km過ぎから続くアップ・ダウンで佐藤、長谷の振り切りを試みる2年連続日本チャンピオンの高橋。しかし思惑とは逆に第1ラン14位から驚異の追い上げを見せた斉藤功(埼玉連合)を含む5名のセカンドパックに34km付近で吸収され8名が優勝をかけ第2ランに挑む。第2ランではやはり走力に勝る長谷、高橋、佐藤が終盤まで競い残り、まず経験の浅い佐藤が脱落。フィニッシュ間近で長谷が高橋をかわし歓喜の初優勝。長谷は箱根駅伝経験者(山梨学院時代)として期待のデビューを果たした昨年、6位と完敗。今年は前日に「優勝」を宣言、有言実行を貫いた。3位の佐藤治伸はトライアスロンのアテネオリンピック代表候補・竹内鉄平(アラコ)の練習パートナーとして活躍中。4位の中田崇志も東京学芸大学出身と若手の台頭が目立った。まだまだ若手には譲れないと巻き返しを誓う高橋、斉藤、田村などのベテラン勢との混沌としたデュアスロン時代の到来を告げるレースとなった。
<女子>
やはり松本晴美(岡山協会)だった。松本は第1ランを余裕の16分55秒でカバー。1分20秒遅れでバイクスタート、ドラフティングを十二分に活用して猛追する今泉奈緒美(神奈川連合)、新庄亜妃子(大阪教育大学)に13km付近で追いつかれるが全く動じる様子を見せない。18km付近で急激な追い上げの後遺症か、足痙攣により新庄がペースダウン。第2ランは松本、今泉の一騎打ちとなるが3分の大差をつけて松本が3連覇達成。松本の黄金時代はまだまだ続きそうだ。
<上位の成績>
1位 長谷 亮(沖縄連合)1:28:20  1位 松本晴美 (岡山協会) 1:42:47
2位 高橋泰夫(岡山協会)1:28:22  2位 今泉奈緒美(神奈川連合)1:45:43
3位 佐藤治伸(愛知協会)1:28:28  3位 新庄亜妃子(大教大)  1:53:05



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