平取国際トライアスロン大会 参加選手各位   030807

平取国際トライアスロン大会 参加選手各位

台風の影響と対応案(2003年8月7日午後8時現在)について緊急のお知らせ

 平取国際トライアスロン大会の開催にあたり、台風10号の影響が懸念されています。気象庁予報によりますと台風10号は、大会開催日8月10日(日)午前9時頃に、勢力を弱めながらも大会開催地付近を通過することが予想されています。

 平取大会のスイム会場はダム湖のため、昨年同様に流木や増水の影響を受ける確立が高まっています。現在の予想では、大会前日9日(土)の降雨量が最大になる見込みです。これによる、ダム湖への影響は増水による放水などがあり、天候状態が良くてもスイム中止という状況があり得る状態です。

 ただし、平取町は、その地形的な特徴から、過去、北海道に上陸した台風の影響を最も受けにくい場所とされています。全般の気候も温暖で降雪も少ないなど、この優良な気象環境により周辺の牧場や農業が盛んになっているものです。

 今後の台風の推移により、現在、主催地実行委員会事務局では周辺情報を集めながら対策を練っているところです。今後の方向性としては次の可能性があります。

1)増水によるダム湖の水位上昇によるスイム中止の公算が強い場合、デュアスロン(バイク、ラン)を実施する。ただし、ITUポイント対象大会から外れるためエリート部門は中止とする。
なお、この場合、エリート選手のデュアスロン競技参加を特例として認めるが、強化費の対象とはしない。

2)大会当日もダム湖の安定度が高いと予想される場合は、大会前日の9日(土)から大会当日のスタート2時間前までの様子をみて、競技の実施形態を判断する。ダム湖の状況がよければ、予定どおりトライアスロン競技を実施する。ただし、状況により、エリート部門のみを実施し、エイジグループ部門はデュアスロンとする場合があ
る。

3)大会前日9日(土)の状況を判断しながら周辺環境を検討し、競技への支障が多大であると判断された場合は、その時点において大会中止を発表する。また、状況の回復が予想されるときは、大会直前までの状況を確認し、大会実施の可否について判断する。

 なお、中止に伴う参加費などについては大会規定によるものとする。=以上=