「アテネ対策!JOC戦略会議レポートから」   030813

 世界水泳の終了後、シンクロの金子委員長と井村監督が事前合宿候補地の
パトラス市とアテネ市を視察しました。そのときの情報です。特にアテネはアテ
ネ在住35年の共同通信スタッフと回っており、確度が高いと思われます。
 
○交通手段
  道路は車の混雑が予想される。地下鉄・鉄道・高速道路の新設整備が急ピッ
  チで進んでいる。
 
○気象条件
  最も暑いのは7月で、日中は40℃にもなる。
  8月は日本の秋口(9月)に相当し、日中は気温が上がるが夜は涼しい。
  視察時も日中は35℃程度であったが、夜は袖つきの衣類が必要だった。
  思ったより風(海風)が強い。
 
○食事
  オリンピック時は、アメリカ・フィラデルフィアのアラマーク社が食事を
  担当。五輪は5回目の担当であり、日本人シェフが4人入り日本食も用意。
  アテネ市内の日本料理店は「菊や」「風林火山」の2店。
  日本食材は、ロンドン、パリから入手(現地日本人)。
  現地の米は炊飯器で日本流で炊いて十分食べられる。
  海鮮物、焼き魚が豊富なので、醤油・わさびを用意しておくと良い。
 
○その他
  選手村からメイン会場、水泳会場、バスケ会場まではバスで約20分。
  アテネの日本人会は300人程度と小規模。
  大会中のボランティアは約9万人。
 
現在、JTUからIOA研修メンバーとして鈴木陽吾氏がアテネ訪問中、帰国後
さらに詳細レポートを期待。