「アテネ情報2」   030818

 
1.アテネの気温

練習会場8月11日午後5時の日のあたる場所での温度計です。
これは椅子の上です。アンツカーの上では47度軽く超えてました。

2.アテネの風

Meltemiaについてですが、アーチェリーの場合風は付き物ですので、「アーチェリーのプレ大会でも強風が問題となっています。」の表現は、誤解を招く恐れが有ります。プレで今アテネですが、会場の風は日々変化し、風のない日も有ります。
われわれは、風よりも暑さを問題視してます。会場での直射日光の温度計は、47度を超えることがあります。暑さ対策の健康管理、競技ウエアーの選択を重要視してます。
日陰、日没後の温度はまったく問題ありません。

 アテネ・オリンピックのプレ大会が続々と開かれていますが、すでにいくつ かの大きな問題がおきています。先週行われたボートのジュニア世界選手権 では、強風によって沈没が相次ぎ大会が延期されました。また、アーチェリー のプレ大会でも強風が問題となっています。
 この風は、現地で「Meltemia」と呼ばれている、北から吹く強い季節風だそ うです。(微風と書かれている場合も...)毎年8月に吹き、熱されたアテネ を冷やす働きがあるとか。

 7月末の水泳世界選手権の後にアテネを視察したシンクロ・チームからは、 アテネの気候について「思ったより風が強く、夜は肌寒かった」という報告がありました。上のことはこうした報告とも一致します。

 アテネではこのMeltemia対策が重要な鍵となりそうです。