「アテネ情報4」   030904

【レスリング】

昨日まで、トルコで開催されたU-20世界選手権大会に行っておりました。
そこで、ドイツ応用科学研究所(ライプチヒ)情報部部長のザンドナー氏と話す機会がありました。

アテネオリンピックに向けて、オーストラリア、アメリカの水泳チームが大会の3週間前にドイツで合宿を行うそうです(期間は2週間)。その後、現地入りすることがすでに決定しているそうです。

TEAM☆JAPAN としてできることの一つに、コンディショニングを考慮した時差調整があると思います。この件についても、各NFのテクニカルで考えて、意見を出し合い、一致するならデレゲーションとしての移動も必要かと思います。
シドニーオリンピック時に、イギリスがデレゲーションでのキャンプ(時差調整を含めて)をオーストラリアで張り、成功を収めたことを思い出します。

また、私自身トルコ近郊の中東で2年半を過ごした経験と、今回のトルコ遠征を経験して感じたことですが、昼間はサングラスが必需品の一つです。室内競技でも移動時にはした方が良いと考えます。そこで、支給物(ジャージ等)にサングラスを加えても良いと思います。この辺りは医学的根拠も必要かと思いますがいかがでしょうか。
JOCとしての支給が難しいならば、各NFでの検討も必要かと思います。

最後にトルコへは直行便で行きましたが、12時間かかりました。そこで、エコノミー症候群(肺血栓塞栓症)についても考慮する必要があると思います。