「谷新吾の海外情報」   040810-7


「谷新吾の海外情報」

◆第6回 アイアンマンUSA・レークプラシッド大会◆
開催日 2004年7月25日(日) 午前7時00分 スタート
開催地 ニューヨーク州・レークプラシッド
競技内容 スイム3.9q、バイク180.2q、ランニング42.2q 
出場者 1,961名(完走者1,883名)
天候 快晴(気温42F、午前4時00分時点)

結果
順位 名前           国名 SWIM   BIKE   RUN TOTAL
1 SIMON・LESSING    UK  47:08  4:44:23 2:46:39 8:23:12
  (ITUワールドチャンピオン) 
2 LUKE・BELL        AUS 48:07  4:49:20 2:56:03 8:37:58
  (03年アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ 5位)
3 COURTNEY・OGDEN   AUS 50:53  4:57:01 2:56:55 8:50:45
  (04年アイアンマン・ジャパン 2位)
4 ANDRIY・YASTREBOV   UKR 52:22 5:09:21 2:50:36 8:56:47
  (04年アイアンマン・コーダレーン 3位)
5 谷 新吾           日本 52:38 5:04:39 2:58:31 9:00:51
6 TIM・LUCHINSKE    USA  52:28 5:11:31 2:52:50 9:01:43
  (03年宮古島 6位)
7 ANDY・MARTIN    USA  58:21 5:01:41 2:56:35 9:02:20
8 DAVE・HARJU     CAN  51:13 5:03:47 3:13:13 9:13:05
  (03年アイアンマン・ウェスコンシン 1位)
9 PIERRE・LAVOIE      CAN  55:52 5:05:17 3:08:05 9:16:10  
10 MIKE・NEILL       CAN  52:27 5:25:13 2:53:07 9:16:21  
                            (公式リザルト参照)

私はもう一歩上を目指すために、宮古島大会後の5月中旬から新たに
27インチバイクに乗り出しました。今回は3種目のトレーニング量を押さえ
コンディションを整えるところへ重点を置き、3週間のサンディエゴ合宿に
臨みました。その結果としては仕上がりが上手くいき、これはシーズンイン
前のベーストレーニングがしっかり出来ていたからだと考えます。
レースはサイモンの独壇場でした。さすがにワールドチャンピオンを何度も
手にした実力の走り。しかし、本人はラン後半の走りには不満が残ったようで
初出場のハワイ大会ではランの出来次第でおもしろい展開になりそうです。
私はスイムを36位でアップし、バイクの50k地点ほどから単独5位をキープ
しました。ランに入り一時6位に落ちましたがあせる気持ちはありませんでした。
力を抜いて重心の移動を心がけ自分の走りに徹し、昨年より1分短縮の2時間
58分のタイムでカバー、後続の激しい追撃をかわし5位入賞ができました。
今回のレースはハワイの予選レースであったので、レース前の調整を見直し
テーパー期を短くして、いつもと変化をつけてみました。いろいろな面で変化を
つけながら何が一番適しているのか挑戦し、自分にあった方法を見つけ出したい
と思います。これを踏まえハワイ大会ではバイク、ラン合わせてのタイム短縮に
10分を掲げ取り組んでいきます。

Adirondack Daily Enterprise  の記事より
Tani is well known in North America as a fan favorite at
Subaru Ironman Canada, having posted a pair of
top-three finishes at the event. (7/23)

Japan's Tani Shingo, a favorite in Lake Placid,
rounded out the top five with a 9:00:51 finish time. (7/26)