港区と東京海洋大、公開講座などで連携協力  050802-1

 港区と東京海洋大、公開講座などで連携協力

 港区と東京海洋大学は、7月25日、連携協力に関する協定を結んだ。区と大学とが持つ
施設を相互利用したり、人材交流を進めたりして、地域の発展を図る。区と大学が共同で
公開講座を開くなど、8月から連携事業をスタートさせる。

 この日、区役所で行われた締結式で。武井雅昭区長は「海に面した港区の特性を生か
した取り組みにより、地域の価値を高めたい」、高井陸雄学長は「本学に蓄積された人的、
物的資源を、教育、文化、健康増進などの分野で地域に還元したい」と述べた。

 最初の事業は、8月下旬に共同開催する公開講座。20〜21日には「トライアスロン」の
実技教室、24〜25日には区内在住・在学4〜6年生を対象にした夏休み学習会が行わ
れる。

 このほか、図書館やスポーツ施設の相互利用を検討。区内の運河の水質改善、高齢者
の介護予防、商店街の活性化、湾岸部のまちづくりなどについて、区職員と大学の教員が
共同で取組む計画だ。