オリンピアン西内！相馬野馬追登場！　　　050802-2

「オリンピアン西内！相馬野馬追登場！」 　先日地元福島県原町市にて行われました、「相馬野馬追」に今年度、原町市のふるさ と親善大使に任命されておりますオリンピアンの西内洋行選手が参加しました。 　相馬野馬追は平将門時代から１千有余年受け継がれていて、その頃の軍事訓練が 発端である。毎年７月23日から25日まで福島県相馬地方にて行われ、騎馬武者500騎 と大勢の観光客で賑わう。 　地元だったので、何回も野馬追を見ていたが、参加するのは始めて。その上、馬 に触ったことが無い状況だったので、乗馬スクールにトライアスロン練習の合間を縫って 特訓。本来は何十回も練習しないといけないところだが、スケジュールが取れなかった ため、合計5回の練習のみで参加することになった。23日は、出陣（宵乗）、宵乗競馬、24日は騎馬武者行列、甲冑競馬、神旗争奪戦、25日は野馬懸で締めくくる。特に24日 の騎馬武者行列は圧巻。約3kmの道程を、500騎の騎馬武者が古式の甲冑を着けて 行進する姿は戦国絵巻そのもの。また、神旗争奪戦は、花火で打ち上げられた各地区 神社の御神旗を騎乗しながら奪い合うもの。抜刀までは行かないが、喧嘩は当たり前の 世界。旗指物をしながらの甲冑競馬も迫力満点。 　私は23日の出陣（宵乗）、24日の騎馬武者行列、神旗争奪戦に参加。行列では約 5万人の観客の前で「アテネオリンピックトライアスロン競技日本代表、西内洋行選手 です！」と紹介して頂いた。行列途中、あまりにも盛大な拍手に馬が驚き危うい場面が 多少あったが、なんとか無事に行列を終えることが出来た。 　神旗争奪戦では、残念ながら御神旗を手にすることが出来なかったが、非常に貴 重な経験をさせて頂いた。 　小さい頃からこのお祭りを見ていて、出場するのが夢であったので、その念願が かなって非常に嬉しい。ぜひ来年以降も引き続き出場していき、伝統行事を守っ ていきたいと思う。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（C)たてがみなびかせて