JTU 第3種/第2種公認審判員/2005年度 <認定試験・共通問題の公開> |
JTU 第3種/第2種公認審判員/2005年度 <認定試験・共通問題の公開> ◎全国実施日 2006年2月26日(日)、試験時間90分 問1から問8について答えてください。いずれの問題についても、具体例や 理由を挙げて補足説明をすることができ、加点の対象とします。 問1.一 般 常 識 ( 8点×2問=16点) 1)トライアスロンは2000年シドニーオリンピックから正式種目となり、今後も 2008年北京オリンピックに続き、2012年に開催されるオリンピックでも正式 種目として行われることが決まっています。この2012年オリンピックはどこで 開催されますか?またオリンピックで採用されている距離はどのようなものか を述べてください。 2)冬、外でスイムができない(氷雪があるが除雪された道もある。屋内各施 設はある)場所を想定して、あなたが独自に考えた種目を組み合わせたトラ イアスロンを作り、各種目のその順序に並べた理由を述べてください。 問2.ルールの基本 ( 8点×2問=16点) 1)バイク中、ある競技者が自分の後ろにドラフティングをしている競技者に 対して、大声で注意したとします。このようなことは許されるかどうか、理由を 添えて述べてください。 2)「バイクは3周回」と事前に説明されているにもかかわらず、明らかに2周回 でフィニッシュしようとしている競技者がいたとします。このとき、あなたがその 分岐地点にいる審判員であるとしたら、どのように対応するか理由を添えて 述べてください。 問3.審判員の心得 ( 8点×2問=16点) 1)大会前日、大会会場近くの一般公道上で、競技者と思われる人がヘルメ ットを着用せずに練習しているのを見かけました。このようなとき、あなたは どうしますか。具体的に述べてください。 2)審判員の服装としてふさわしいものはどのようなものですか。理由を添え て具体的に述べてください。 問4.スイム関係 ( 8点×2問=16点) 1)スイムスタートの方法について、フローティングスタートとスタンディング スタートの利点と欠点を比較して答えてください。 2)ほとんどの競技者がスイムを終えた時に、まだスイムフィニッシュをしてい ない競技者が著しく蛇行しながら泳いでいます。このようなときに船上に配置 された審判員はどのような対応をとるべきか、具体的に説明してください。 問5.トランジション関係 ( 8点×2問=16点) 1)競技規則に「ヘルメットのストラップは、バイクスタート前においてはバイ クラックからバイクを外す前にしっかりと締め、バイクフィニッシュ後において はバイクラックにバイクを掛けてからストラップを外さなければならない。」と 規定されている理由について述べてください。 2)トランジションエリアには、通常、競技者、審判員及び許可された大会関 係者のみ入ることが許されることとなっています。このように運営されている 理由について、考えられることを述べてください。 問6.バイク関係 ( 8点×2問=16点) 1)他の競技者の進路を妨害する行為は「ブロッキング」として禁止されてい ますが、ドラフティング禁止レースのバイク競技においては、「他の競技者の 右側を、他の競技者と同一の速度を保ったまま走行を続けること」もブロッキ ングと規定し、禁止しています。なぜこのように規定が設けられたのか、理由 を考えて述べてください。 2)競技者がエイドステーションを通過するとき、給水などを受ける場合及び 受けない場合について、それぞれ競技者が注意を要することはどのようなこ とがありますか。具体的に述べてください。 問7.ラン関係 ( 8点×2問=16点) 1)ランコースに沿って、あるチームが私設エイドステーションを設置している のを見かけました。このようなとき、審判員はどのような対応をとればよいか について述べてください。 2)あなたはランフィニッシュ付近に審判員として配置されました。どんな点に 注意したらよいか述べてください。 問8.作文問題 (38点) トライアスロンの「今日的な問題」「審判員のあるべき姿・心得」並びに「トライ アスロンの理想」のいずれか、またはこれらのうち複数のテーマを選び、具体 例を添えて、あなたの意見を述べてください。 ○試験方法、採点基準については、下記をご参照ください。 /news/060221-2.html =以上= |