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社団法人日本トライアスロン連合 2009 JTU ニュースリリース 発行元:社団法人日本トライアスロン連合 JTU
配信:2009年8月28日(金)
   
ユースオリンピック候補に、女子は佐藤、男子は久保埜。U-23女子は菊池が3位、男子は細田が4位

 

 8月28日(金)、韓国・インチョンで2009ASTCアジア選手権インチョン大会が行われた。また、2010年に行われる第1回ユースオリンピック競技大会(YOG:2010/シンガポール)のアジア大陸予選も同時に開催された。 

浜を走り込んでスタート

 午前9時30分スタートのU-23男子は、韓国のキム・ジハンが17分45秒のタイムでスイムをトップフィニッシュ。1秒後に同じく韓国のキム・ジュンホが追う。トップから15秒間に10名の選手がトランジションへ。日本選手は原田雄紀(専修大学)が17分49秒で通過。バイクでは、原田、細田貴茂(チームブレイブ)らを含む10名前後の第1集団が先行した。宇都宮涼太(ウイングスTC)は第2集団に入っていた。ランでは、序盤から細田が飛び出したが、中盤をすぎたところでスン・リウェイ(中国)が前へ出た。そのままスンは、リードを広げ、1時間53分45秒のタイムで優勝した。2位はバイ・ファカン(中国)、3位はワン・ダキン(中国)。細田は4位となった。 

菊池は積極的にバイクを引いた 午前9時35分に女子はスタート。スイムトップはリー・ウンビュル(韓国)で19分1秒のタイム。続いてファン・ダン(中国)。伊藤弥生(ウイングスTC)はやや遅れて4位、菊池日出子(チームブレイブ)は5位通過。バイクでは、スイム上位4名が第1集団を形成。菊池が積極的に前を引き、伊藤も第1集団でねばる。惜しくも佐藤千佳(湘南ベルマーレ)は落車。ランで、菊池が積極的に前に出たが、中盤にさしかかる前にファンに抜かれてしまう。そのままファンが独走し、2時間7分53秒のタイムで優勝。2位はザン・イ(中国)、3位は菊池となった。

久保野がリードする集団 YOGアジア予選男子は、8時のスタート。キム・カンミン(韓国)とロー・ロンティム(香港中国)が9分の同タイムでトップ。ここから10秒以内に8名が入る激戦に。久保埜勇貴(スウェット)が7位でトランジションへ。バイクでは、これに1名が加わって9名で第1集団となった。ランに入ると久保埜が好走するが、キリル・ウバロフ(カザフスタン)に抜かれ、そのままウバロフが59分34秒のタイムで優勝。久保埜は2位、3位はル・チェン(中国)だった。

佐藤は終始トップをキープ 8時40分に女子がスタート。スイムで佐藤優香(日本橋女学館高校)9分52秒でトップフィニッシュ。4秒後にマ・キァンルー(中国)が続いた。バイクでは、佐藤が独走を続け、後続との差は開くばかり。らんでもそのまま走りきり、1時間5分ちょうどのタイムで優勝した。2位は知花果林(チームゴーヤー)、ハン・ヤン(中国)が3位。

 このレースの結果、2010年8月にシンガポールで行われる第1回ユースオリンピック競技大会(2010/シンガポール)のトライアスロン競技出場候補は佐藤と久保野となった。 

<選手コメント>

○菊池 日出子(チームブレイブ)逃げ切れなかったのは悔しい。ランの1周目で一人に抜かれた。後半追い上げるつもりで落ち着いていこうと思ったが、果たせなかった。バイクで伊藤選手と逃げるべきだったかもしれない。次のレースは世界選手権ファイナルゴールドコースト大会。

菊池日出子

○細田 貴茂(チームブレイブ)3位までに入れなかったのはくやしい。中国勢のランの速さについていけなかった。やっと身体が復調したところで走り切れたのはよかったが、まだ練習が足りない。次は世界選手権ファイナルゴールドコースト大会。

細田貴茂

○佐藤 優香(日本橋女学館高校)自転車の回転の感覚がつかめてきたので、それがよかった。この大会でアジア選手権ジュニアとこのレースに優勝することが目標だった。その一つが達成できてうれしい。明日も、今日以上のタイムを出して勝てるように頑張る。

佐藤優香

○久保埜 勇貴(スウェット)ランが練習不足だった。途中で抜かされたとき、ついていけなかった。そのあとのスパートも効かなかった。ユースオリンピックに出られたら、この雪辱を果たしたい。

久保野勇貴

 なお、レースの模様はフォトギャラリーでご覧になれます。

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