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社団法人日本トライアスロン連合 JTU 2010JTUニュースリリース 発行元:社団法人日本トライアスロン連合 JTU
配信日:2010年05月28日(月)
   
ゆめ半島千葉国体トライアスロン競技 
大会特別ルール(2010年5月28日現在・第一次発表)

[1]【大会基準】
1 ゆめ半島千葉国体トライアスロン競技(以下「本大会」という。)は、このゆめ半島千葉国体トライアスロン競技 大会特別ルール(以下「本大会特別ルール」という。)に従って競技を行うこと。

2 競技に関し、本大会特別ルールにない事項については(社)日本トライアスロン連合競技規則(以下「JTU競技規則」という。)に従う。

3 本大会は交通規制されたコースにおいて競技が行われるが、道路交通法などの国内法規を遵守して競技を行うこと。

4 競技内容について変更がある場合は、公式掲示板に掲示されるのでこれに従うこと。

5 公式記録及びペナルティについては公式掲示板に掲示されたものが正式決定となる。これらに不服がある場合はJTU競技規則の規定に従って抗議を行うこと。

[2]【レースナンバー】
1)レースナンバーは、JTU加盟登録の都道府県順とする。レースナンバーには都道府県名が表示される。

2)レースナンバーは、スイム及びバイクでは着用しなくてもよい。ナンバーシールは、ヘルメット(正面と右側)とバイクサドルの下に貼付すること。

3)ランでは正面にレースナンバーを付けること。レースナンバーベルトの使用を認めるが、レースナンバーベルトが腰の位置より極端に下がらないよう注意しなければならない。レースナンバーベルトはしっかりしたものを使用し、ゴムひも等は推奨しない。

4)レースナンバーの加工は禁止する。

[3]【競技備品とレースウェア、ウェットスーツ、バイク、ヘルメットへのロゴ表記について】
1)競技者の所属する会社並びに所属するクラブ学校名及びスポンサー名などを表記することを禁止する。

2)製造者のロゴのみ表記できる。製造者とブランド名は共には表記できない。ただしその範囲は以下とする。
a) レースウェア:上半身1ヵ所、下半身1ヵ所以内とし、その面積はそれぞれ面積15cu以内、高さ3cm以下とする。
b) ウェットスーツ:正面及び背面に表記できるものとし、それぞれ面積80cu以内とする。上記の場所以外(腕、足の部分等)は認められない。
c) バイク:フレーム、ホイール、ペダル、ハンドル、など異なる複数の製造者で構成されている場合も、それぞれ2か所のみ製造者の表記が認められる。ただし事前検査で認められない場合もある。
d) ヘルメット:前面1ヵ所に面積30 cu以内、もしくは両サイドに20cu以内とする。
e) ランニングキャップ:20cu以内、高さ4cm以内とする。
*製造者ロゴ自体がデザインとなっている場合も上記範囲を超えた場合許可されない。
特にレースウエアーにおいて製造者ロゴがサイドに複数デザインされていたり両太もも前面に大きく表記されているものは許可されない。

3)レースウェアへの所属県名の表記を推奨する。ただしその表記方法ならびに範囲等は以下とする。
a) 場所:前面
b) 字体:漢字もしくはローマ字
c) 大きさ:縦書・縦15cm以内×横10cm以内、横書・縦10cm以内×横15cm以内

4)レースウェアへの名前(姓)の表記を許可する。ただしその表記方法ならびに範囲等は以下とする。
a) 場所:前面ならびに背面臀部 
b) 字体:ローマ字
c) 大きさ:縦6cm×横12〜15cm

5)大会前日10月2日(土)14時00分〜16時00分(ブロック別に時間を指定する)犬吠埼京成ホテルにて行はれる競技者受付の際にレースウエア、ヘルメット等競技用品の確認、バイクの車検を受けること。(公式メカニックは運営側で用意する)注3・4

6)ナンバーシールについては、主催者が指定したボディナンバーを貼付する。これ以外のものをボディに貼付したり書き込むことを禁止する。

7)スイムキャップは、支給されたものを着用すること。

[4]【記録計測について】
1)ICタグ内蔵のアンクルバンドを装着して(左右いずれかの足首に装着)競技すること。各計測地点でこれを用いて計測・記録する。

2)アンクルバンドは、開始式前に配付し、総合フィニッシュ後に係員がすぐに回収する。

3)途中棄権した競技者は近くのレースオフィシャル(審判員)にアンクルバンドを返却し、身に付けたまま計測地点へ近づかないよう注意すること。

[5]【トランジション】
1) 競技に関係ない持ち物、邪魔になるような大きな物の持ち込みは禁止する。

2)トランジッションは、T-1,T-2の2ヵ所設置する。

3)T-1(スイム→バイク) バイクラックの位置は、バイクスタート側からスイムフィニッシュ側に向かって左右平行に配置し、バイクスタート側に向い左側を奇数、右側を偶数としスイムフィニッシュ側に向いレースナンバー順に昇順に配置する。ラックは1組設置し男子は8時00分より、女子は11時05分よりバイク等をセットできるものとする。

4)T-2(バイク→ラン)はフリーラックとする。

5)ランシューズ、ランニィングキャップ等は、T-2ランスタート側コース上に設置のかごにセットする。

[6]【スイム】
1)コースは、1周750mの三角形のコースを時計回りに2周回する。

2)ウェットスーツの着用可否は、大会当日の8時00分に公式掲示板において発表する。注1

3)ウェットスーツの着用が禁止される場合は、常に一番外側に第33条(1)、(3)、(4)ならびに国体ユニフォールールに規定するユニフォームを着用して競技を行わなければならない。注2

4)前項に掲げるユニフォームの他にウェア(セカンドウェア)を着用する場合は、前項に掲げるユニフォームの下に着用するものとし、かつ、競技が終了するまで脱いではならない。第36条の2

5)スイムスタートは、ビーチスタートとする。

6)スイムスタートポジションは前日の競技説明会時に決定する。ポジション選択順は開催県を最初に前年開催の新潟国体の成績順による。順位のない県については予め選ぶ順番を決めておく。尚、スイムスタート位置は前日のスイム公式練習時にはセットしておく。

[7]【スイムスタート方法】
1)各競技者はスターティングセレモニーの後北海道から都道府県番号順にコールされ最後は開催県がコールされる。コールされた競技者は前日選んだスタートポジションに着く。

2)競技者全員の紹介が終了した時点で“オン・ユアー・マーク”コールの後スターターによるチアホーンのスタート合図スでタートする。ビーチスタート。スタートラインのカーペット上(全長約35m)に約70cm間隔に1から47までレースナンバーをつけ、各競技者のスタート位置とする。スタートライン後方待機ライン上に待機しそのままの位置でスタートラインへ進みスタートの合図を待つこと。

[8]【スイム変更時の対応】
1)スイム実施可能な場合
波高・潮流の状況に応じて、距離の短縮・周回数変更を行う。

2)スイム実施不可能な場合
第一ランを、5kmとするデュアスロン競技に変更する。コースはランコース2.5kmを2周回のコースとする。スタートラインは、ランコースの起点となる道路上に設定する。

[9]【バイク】
1)銚子ドーバーラインとメイン会場を4周回する起伏のあるコースとする。

2)バイクはドラフティング許可とする。バイク及びハンドルバーなどは、JTU競技規則の規定に従うこと。注3
バイク、ヘルメットへの表示類はそのメーカー名、ブランド名及びロゴ以外の表示は禁止する。これら以外の表示がある場合は、テープなどで隠すこと。

3)バイクにおけるペナルティーは、タイムペナルティ(ストップアンドゴー含む)を適用する。注6
タイムペナルティは、15秒とする。

4)ホイールストップは2ヵ所(WS-1:T-2付近、WS-2:バイク折り返しドーバーライン上)設置する。オフィシャルホイールは用意しないのでホイールの配置を希望する競技者は各自用意しレースナンバー、競技者名を明記の上レース前にWS-1へ預託する。WS-2へは運営側が運搬し設置する。競技終了後WS-1にて預託した競技者に返却する。

5)ドラフティング許可レースだが周回遅れになった場合でも競技を継続することができる。この場合追い越した競技者に影響を与えないように注意しながら競技を続けなければならない。周回遅れとなった場合、先行周回競技者へのドラフティング走行は禁止する。注5

6)道路交通規制の都合上、午後2時00分バイクコースでドーバーライン上にいる競技者はコースアウトとし競技を停止する。ラン競技へは移れない。

[10]【ラン】
1)千葉科学大学マリーナキャンパス内及び周辺を4周回のコースとする。

2)ランではキープレフト(左側走行)を基本とする。

3)周回コースから総合フィニッシュへの分岐点では競技者個々に対しての誘導は行わない。そのため各自で周回数を数え、間違えないよう注意すること。

4)周回コースから総合フィニッシュへ移行する際バイクコースと交差するがラン競技者を優先とするのでその地点の係員の指示に従う。

5)総合フィニッシュでは、サングラス及び帽子をとって通過することを推奨する。

[11]【エイドステーション】
1)エイドステーションでは、減速して、安全かつ確実に受け取ること。

2)ペットボトル等は回収箱に捨てるようにし、周辺に投げ捨てないこと。

[12]【その他】
1) 応援活動は、JTU競技規則第20条の規定に従って行うこと。応援用の旗・のぼり・ボード等は、他の競技者及び観戦者の邪魔にならない範囲で行うこと。また鳴り物等は、スタート合図、放送等協議運営の邪魔にならない範囲で使用すること。

2) コーチID
競技者1名に対しコーチIDを1枚発行する。スイムエリアの「コーチゾーン」入場にのみに有効とする。トランジションエリア、フィニッシュエリア、ミックスゾーンには入れない。

3)公式行事(競技説明会、開会式、閉会式、公式スイムトレーニング、スタートセレモニー、スタート前のアップ時)に参加する際は各都道府県の公式選手団ユニフォームを着用する。なお公式選手団ユニフォーム以外を着用する場合は、競技ウェア同様、所属する会社・クラブ学校名・スポンサー名などが表記されたウエアでの参加は禁止する。


JTU競技ルール抜粋項目
注1■ウェットスーツ規定
着用基準は第59条(1)日本選手権及びジャパンカップエリート部門を適用する。(着用禁止水温 20℃以上 着用義務水温 14℃以下)

注2■レースウェア規定
ユニフォームはワンピース形状の使用が望ましい。セパレート形状のユニフォームは、トップとボトムの隙間が10cm以下のものであれば使用することができる。(33条(1))
ジッパーは背面に設けその長さは30cm以下とする。ユニフォームの前面にジッパーを設けてはならない。(33条(3))
ユニフォームは、競技中(スイムスタートからフィニッシュまでの間)常に肩にかかるよう着用していなければならない。(33条(4))

注3■エアロバー規定(第100条)
ドラフティングレースにおけるエアロバーは、次の各号に掲げる条件を満たさなければならない。
(1)エアロバーの先端は、前輪ハブ軸より15cm以上、前方に出てはならない。
(2)エアロバーの先端は、左右のブレーキレバーの最前部を結ぶ直線より前に出てはならない。
(3)エアロバーの先端部分が前方に向いている場合は、先端を連結しなければならない。
(4)エアロバーの先端部分にシフトレバーなど突起した部品を装着してはならない。

注4■ホイール規定(第79条)
ドラフティングレースにおいては、ディスクホイールの使用を禁止する。スポーク数は12本以上とする。(追加ITU競技ルールから)

注5■ドラフティングレース規定
(周回遅れ)周回遅れとなっても競技続行が認められるときは、追い越した競技者に影響を与えないように注意しながら競技を続けることができる。この場合において、周回遅れとなった競技者が周回遅れとした競技者にドラフティングすることを禁止する。(第99条(2))

■ドーピング規定
ドーピング行為は禁止する。(第12条)

注6■タイムペナルティ及びストップ・アンド・ゴー規定
タイムペナルティ及びストップ・アンド・ゴーは、違反によって競技上の大きなアドバンテージ若しくは順位の変動が得られる行為(可能性がある行為を含む。)、危険行為及び重大なマナー違反に対し、一つの違反ごとに、状況に応じ、いずれかが科せられる。(第110条)

(タイムペナルティの手順)
タイムペナルティを科す必要がある違反が認められたときは、審判員からその違反を行った競技者のレースナンバーを告げられるとともに、イエローカード、ホィッスル又はホーンなどを用い違反行為があったことを示されるものとする。ただし、これらが行われることを必須条件としない。(第111条)

(ストップ・アンド・ゴーの手順)
1 ストップ・アンド・ゴーを科す必要がある違反が認められたときは、審判員からその違反を行った競技者のレースナンバー及び「ストップ」又は「止まりなさい」などの通告及びイエローカード、ホィッスルなどを用いて違反行為があったことを示されるとともに、ストップ・アンド・ゴーが適用されることを宣告される。

2 前項に掲げる宣告があった競技者は、周囲の安全に注意しながら速やかにコースの左端又は競技に支障を来たさない場所に寄って一旦停止し、審判員の指示に従って競技を再開しなければならない。この場合において要した時間は、競技の時間に加算される。

3 バイク競技中に第1項の宣告を受けた競技者は、次の各号に掲げる順に行動をとらなければならない。
(1)周囲の安全に気を配りながら速やかにコースの左端に寄って停車する。
(2)バイクから降車し、バイクの横に両足で立ち、両輪が地面から同時に離れるように持ち上げる。
(3)審判員の「ゴー」又は「行ってください」などの合図を受けてから競技を再開する。(第112条)

◎スイムスタートドローイング順:主催県の次に昨年の記録に従って実施。


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