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社団法人日本トライアスロン連合 JTU 2010JTUニュースリリース 発行元:社団法人日本トライアスロン連合 JTU
配信日:2010年09月13日(月)
   
井出が10位、ジュニア女子の佐藤が5位と健闘

 9月12日(日)、ハンガリーで行われたITU世界選手権シリーズグランドファイナルブダペスト大会は、エリート女子とジュニア男女のレースを行った。


  午後2時にスタートした女子は、サラ・ハスキンス(アメリカ)が18分4秒のタイムでスイムをトップフィニッシュ。2秒後にヘレン・ジェンキンス(イギリス)が続き、19分までに40名の選手がバイクへと移った。日本選手は、土橋茜子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)が18分25秒。19分までに、井出樹里(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、足立真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、庭田清美(アシックス・ザバス)、崎本智子(日本食研)が入った。


 バイクでは男子同様、市街地の周回コースに入ると後続が追いついて集団が大きくなっていった。そのなかには、土橋、庭田、井出、足立、のほか、後ろから追いついた崎本も入った。


 ランに入ると、エマ・スノーシル(オーストラリア)が先頭に立ち、徐々に後続を引き離して独走態勢を築いた。その後ろを追うのは、エマ・モファット(オーストラリア)、ニコラ・スピリグ(スイス)、リサ・ノルデン(スウェーデン)、ビッキー・ホランド(イギリス)、ヘレン・ジェンキンス(イギリス)の5名。30位前後でランに出た足立と井出は、ペースを上げて前を追い、16、17位、12、13位と順位を上げた。
 結局、独走を続けたスノーシルが1時間49分43秒のタイムで優勝した。2位はモファット、3位はスピリグとなった。日本選手は、健闘した井出が10位、足立が13位となったほか、スイムで遅れながらもランで追い上げた上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)が24位、土橋27位、庭田40位、崎本47位だった。
 このレースの結果、世界選手権シリーズチャンピオンはモファット、2位スピリグ、3位ノルデンの順。

 ジュニア女子は、アシュレイ・ジェントル(オーストラリア)が優勝。日本選手は、ユースオリンピック金メダルの佐藤優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)が5位に入り、高橋侑子(東京ヴェルディ)が11位、山本奈央(チームケンズジュニア)が15位だった。
  ジュニア男子は、フェルナンド・アラーザ(スペイン)が優勝。椿浩平(村上塾・ブレイブ)が26位、古谷純平(チームブレイブ)が35位、土井政英(三好スイミングアカデミー)が58位だった。

 エイジグループの結果は以下の通り。
●25-29歳・女子:67位 西牟田 啓(福岡県連合)/2:29:05
●25-29歳・男子:22位 中井 啓太(三重県協会)/1:53:41
●35-39歳・女子:13位 松本 華奈(島根県協会)/2:09:35
●40-44歳・男子:33位 小嶋 基史(愛知県協会)/1:59:24
●45-49歳・男子:70位 一木 悟美(福岡県連合)/2:11:24
●60-64歳・男子:17位 揖場 裕(兵庫県協会)/2:15:37
            40位 中島 安興(富山県協会)/2:31:11

  なお、このレースの模様は、フォトギャラリーでご覧いただけます。

<選手コメント>


○井出 樹里(トーシンパートナーズ・チームケンズ)
 スイムはまあまあの位置。バイクで前のポジションで走りたかったが、一度後ろになったらコースが狭くて前へ行けなかった。今年、第1集団のレースがなかったので、パックの動きをつかめなかった。ここでの戦いを修正して、ロンドンにつなげたい。ランでは追い上げることができたが、故障からようやくランの調子が上がってきた。トランジションでの遅れがあって、あと二人を抜けなかった。支えてくれる人たちのためにも結果を出したかった。


○佐藤 優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)
 スイムは20番手で良くなかった。バイクでは最初単独で第1集団に追いついた。ランで、15位から一時は4位まで上がったがその後が良くなかった。ユースオリンピック金メダルのディフェンディングチャンピオンとして戦ったが、表彰台に上がれずに悔しい。


○椿 浩平(村上塾・ブレイブ)
 スイムも悪くなく、バイクも積極的にでき、最後には前の位置でトランジションに入れた。ランで、力を試すために最初に飛び出した。5位前後で走り始めて、一時はトップに立ったが、その後下がってしまった。世界の選手と戦うには、どんな走りが必要か知りたかった。最初のスピードを維持できるトレーニングをしなければならない。


○平出 美雨(チームゴーヤー)
 結果は満足できない。スイムの遅れがすべて。スイムの力をつけなければならない。バイク集団でローテーションが悪く、前を追えなかった。スイムで水を飲み、ランで気分が悪くなり、自分の走りができなかった。


○遠藤 樹(チームケンズ練習生)
 悔しいの一言。スイムとバイクが得意だったが、まったく通用しなかった。スイムは、自分の泳ぎができたが、56番手に終わった。バイクでは第3集団でトップに近づけなかった。ランも、最初だけは良かったが、走れなかった。

 


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