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社団法人日本トライアスロン連合 JTU 2011JTUニュースリリース 発行元:社団法人日本トライアスロン連合 JTU
配信日:2011年8月7日(日)
   

Aは女子・久保埜、男子・谷口、
Bは女子・松本、男子・稲井が優勝


 8月7日(日)、岐阜県海津市の国営木曽三川公園トライアスロン特設コースで第13回日本ジュニアトライアスロン選手権が行われた。
  ジュニアは、エリート、U-23(23歳以下)に続くカテゴリーで、Aは16歳未満(当該年の12月31日現在の年齢)、Bは20歳未満(同年齢規定)の選手が出場できる。
 Aが12.875km(スイム375m/バイク10km/ラン2.5km)、Bが25.75km
(スイム750m/バイク20km/ラン5km)の距離で競われ、BはジュニアのITU世界選手権シリーズグランドファイナル(中国)の代表選考対象レースにもなっている。

A男子
 8時ちょうどスタートのA男子は、スイムを孫崎大樹(チームブレイブ)が5分21秒でトップフィニッシュ。2秒差で谷口跳馬(三好SAトライアスロン倶楽部)と安田一平(チームゴーヤー)が同時にスイムを終えた。バイクでは、谷口、孫崎、岩本敏(チームエフォーツ)の3名がほぼ並んでトランジションに飛び込んだ。ランに入ると谷口が強さを見せ、34分47秒のタイムで優勝。2位は岩本、3位は孫崎となった。

A女子
 8時4分スタートのA女子は、スイムをトップで上がったのは蒔田百合音(九州国際大学附属中学校)で5分33秒のタイム。バイクは平嶋美咲(チームケンズ京都)を先頭に久保埜南(チームスウェット)、橋本紗英(チームケンズ京都)、阿間見眸(三好SAトライアスロン倶楽部)が後を追ってランに移った。ランでは久保埜、阿間見、平嶋が接戦を繰り広げた結果、久保埜が36分39秒で優勝した。2位は阿間見、3位は平嶋。

B女子
 8時30分スタートとなったB女子は、スイムで小原すみれ(チームケンズ京都)が強さを見せ、10分52秒のタイムで後続に30秒以上の差を付けスイムフィニッシュ。バイクでは知花香林(チームゴーヤー)、佐藤志穂(福島県立会津学鳳高校)、小原の3名で集団を形成したが、後ろを追っていた松本文佳(京都府立乙訓高校)、加後美咲(チームケンズ京都)ら第2集団に追いつかれ、その後松本が集団から抜き出る形になった。ランでも、松本がバイクでの勢いをそのままに走り、1時間11分のタイムでトップフィニッシュし優勝。2位は小原、3位は加後となった。

B男子
 9時20分スタートのB男子は、前田凌輔(Team Triangle)と谷口白羽(三好SAトライアスロン倶楽部)が10分29秒の同タイムでスイムをトップフィニッシュ。バイクに入ると前田、谷口と、二人の後を追ってスイムフィニッシュした杉原賞紀(チームケンズ京都)が第1集団を形成し、序盤のレースをリード。しかし、じりじりと迫ってきた阿部有希(福島西高校)、小林晃久(チームケンズ京都)、稲井勇仁(京都府立乙訓高校)らで形成された第2集団が追いつき、続々とトランジションへ入っていった。ランでは、バイクで第2集団にいた稲井が1周回目で一気に抜け出す。後を追う杉原、小林に1分以上差を付けて独走。1時間3分59秒でフィニッシュした。2位は杉原、3位は小林。

 このレースの結果、JOCジュニアオリンピックカップは松本と稲井が獲得し、また9月に中国で行われれるITU世界選手権シリーズグランドファイナルのジュニア日本代表となった。
  なお、このレースの模様は、フォトギャラリーでご覧になれます。

<選手コメント>

久保埜南
○久保埜 南(チームスウェット)
  レース開始前は優勝する自信がなかったが、レースをする内に気持ちが高まった。ランの折り返しで勝利を確信できた。つらいレースだったが、優勝できて嬉しかった。今年はレースに出る予定はないから、来年に向けて練習を積んでいく。

谷口跳馬
○谷口 跳馬(三好SAトライアスロン倶楽部)
  スイムで出遅れたらという不安もあったが、優勝する自信もあった。ランの折り返しで後続と差がついたのが分かり、一気にいこうと思った。暑さが厳しかった分、優勝できた喜びが大きい。これからもっと成績を伸ばしていきたい。次は、オールキッズ。

松本文佳
○松本 文佳(京都府立乙訓高校)
  いつもならスイムで2分ほど差を付けられて後半が苦しくなるが、今日はそこまで差が開かずにスイムフィニッシュできた。バイクで第1集団に追いつけたことで、ランへの自信がつき、思い切って走ることができた。世界戦でも上位に食い込めるようになりたい。次のレースは世界選手権。

稲井勇仁
○稲井 勇仁(京都府立乙訓高校)
  スタートラインに立ったときから、精神的にいい状態だった。練習を積んでいたから、あとは本番でいかにその成果を出せるかだった。ランには自信があったし、差がついたのは分かっていたから自分を信じて走り抜いた。京都で湿度の高い暑さに慣れていたから、からっとした暑さはあまり苦ではなかった。次のレースは世界選手権。

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JTU事務局 TEL03-5469-5401(代)
広報担当:090-3204-3126


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