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社団法人日本トライアスロン連合 JTU 2012JTUニュースリリース 発行元:社団法人日本トライアスロン連合 JTU
配信日:2012年2月16日(木)
   

2012 NTTトライアスロン
ジャパンカップランキング(発表)

 今年度は、ITU世界選手権シリーズ最終ランキングの特別ポイントを加え、高ポイント優先で最大4つの獲得ポイント合計で年間ランキングを決定する。

 対象大会(全オリンピック・ディスタンス:51.5km)は、競技特性により「SS・S・A・B・C」の5カテゴリーに区分し、それぞれにポイントを設定する。

 NTTトライアスロンジャパンカップは、1996年に始まり17年目の今年は9大会が開催される。同ランキングは1997年から導入された。

 

[1] 2012 NTTトライアスロン・ジャパンカップランキングイベント

1)SSカテゴリー *1位200ポイント *世界基準のランキング10月21日(日)ITUワールドトライアスロンシリーズランキング(2012)を点数化。

2)Sカテゴリー *1位180ポイント *世界レベルの大会9月29日(土)30日(日)ITUワールドトライアスロンシリーズ(2012/横浜)

3)Aカテゴリー *1位160ポイント *国内最高峰レベルの大会
  4月7日(土)ASTCアジアトライアスロン選手権(2012/館山)
  4月22日(日)ITUトライアスロンワールドカップ(2012/石垣)
  11月11日(日)第18回日本トライアスロン選手権(2012/東京港)

4)Bカテゴリー *1位140ポイント *ITUワールドトライアスロンシリーズ出場に重要な位置付の国際大会
  6月3日(日) ITUトライアスロンアジアカップ(2012/天草)
  6月10日(日)ITUトライアスロンアジアカップ(2012/蒲郡)
  7月8日(日) ITUトライアスロンアジアカップ(2012/大阪)
  9月16日(日)ITUトライアスロンアジアカップ(2012/村上)

5)Cカテゴリー *1位120ポイント
*オリンピックディスタンスのスピードが要求される国内大会
  7月1日(日)宮城国際トライアスロン大会(2012/仙台ベイ七ヶ浜)

 

[2]大会出場資格の付与と強化費
1) 2012年10月21日時点のジャパンカップランキング上位35名に、第18回日本トライアスロン選手権(2012/東京港)出場資格を付与。

2) 第18回日本選手権1位に2013年アジア選手権出場資格を付与。

3)ジャパンカップランキング1〜5位にJTU強化費を支給。

 

[3] ポイント算出基準と方法
1) 世界選手権シリーズランキングは、125位以内の国内選手を対象とし、ベースポイントから7.5%ずつ減点。
  さらに1-25位(1.0)、26-50位(0.9)、51-75位(0.8)、76-100位(0.7)、101-125位(0.6)を乗じたポイント付与。

2) ジャパンカップランキングでは、女子1位タイムから8%未満のタイム差でフィニッシュした選手にポイントを授与。男子は5%未満。

3)ジャパンカップ1位の獲得ポイント
  SSカテゴリー1位(200 ポイント)、S1位(180)、A1位(160)、B1位(140)、C1 位(120)と設定。

4)同2位以下の獲得ポイント
A)前述の1 位ポイントから、2位は3%を減らし、3位は2位ポイントから3%を減らす方法で、それぞれの「ベースポイント(※1)」を決める。
B)次に、「1位とのタイム差(秒)」を「女子は1位から8%」・「男子は1位から5%」に「相当するタイム(秒)」で割り算をする。
C)割った数値(%)を「タイム差減点比率」とする。「ベースポイント」に「タイム差減点比率」を掛けて、「タイム差減点ポイント」を算出。
D)これにより、「ベースポイント」から「タイム差減点ポイント」を差し引いた数値を「獲得ポイント(小数点以下、四捨五入)」とする。

5)ポイント計算式(※2)
A)1位ポイント×97%(−3%)=2位ベースポイント(BP)、2位BP×97%(−3%)=3位BP、3位BP×97%(−3%)=4位BP
B)「ベースポイント」×「1位からのタイム差(秒)」÷「女子は1位から8%(秒)」・「男子は1位から5%(秒)」=「タイム差減点比率(%)」
C)「ベースポイント」×「タイム差減点比率(%)」=「タイム差減点ポイント」
D)「ベースポイント」−「タイム差減点ポイント」=獲得ポイント(小数点以下、四捨五入)

(※1)「ベースポイント早見表」ウェッブJTUマガジン(別途掲載)

(※2)ポイント計算例:
1)日本トライアスロン選手権(Aカテゴリー)1位160ポイント
  男子1位を2時間00分00秒としたら、5%タイム=2時間06分00秒。

2)男子5位:2時間01分12秒(72秒差)では、ベースポイント
  (141.64684ポイント)
A)タイム差(72秒)÷1位から5%(360秒)=タイム差減点比率(20%)
B)ベースポイント(141.64684ポイント)×タイム差減点比率(20%)=タイム差減点ポイント(28.32936ポイント)
C)ベースポイント(141.64684ポイント)−タイム差減点ポイント(28.32936ポイント)=獲得ポイント(113ポイント)

3)男子5位タイム2時間03分00秒(180秒差)では、ベースポイント(141.64684)
A)タイム差減点:180秒÷360秒=50%、獲得ポイント(71ポイント)
*同じ5位でもタイム差があるため、ポイントが減る。これにより、同順位を数値として評価できる。     

 

=以上=

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