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公益社団法人日本トライアスロン連合 JTU 2016JTUニュースリリース 発行元:公益社団法人日本トライアスロン連合 JTU

配信日:2016年04月14日(木)

   

JTU審判資格制度

「新規・更新基準(総合改定版)」

*JTU 理事会(2016年3月16日開催)再編集版承認

目標:
トライアスロン競技の公正・ファプレーそして安全管理のために、この競技に生かせる他競技の審判資格者の特別採用、JTU審判未更新者復帰の特別措置を講じるなどにより、JTU公認審判員体制の充実を図る。
さらに、国体正式競技、2020年東京オリンピック・パラリンピックそして全国の300に迫る大会・イベントにおいて、主催地に配慮しながらも選手第一主義(アスリートファースト)を実現できるよう、全国の都道府県に男女各2名以上の第1種公認審判員を設置する。
「トライアスロンを謳歌するために」を継続的テーマとする。

 

基本事項:
・管理と育成:
1)審判員の管理と育成をJTU加盟団体(47都道府県)に委託する。これにより、第1種・2種・3種資格の認定料・更新料ともに「受講者の所属する加盟団体(以下、所属団体)」が受け取り、JTUへの納入は免除する。
2)加盟団体の裁量で行う「審判員限定登録(JTU登録の一部)」では、JTU登録料を免除する。加盟団体もこれに準じる。
3)所属団体は、JTU 審判員証(電子データ型式)を発行する。さらに、 JTU会員カード発行を基本とする。

 

・認定と業務:
1)第3種と2種は、加盟団体が任意に「認定講習会及び更新講習会(以下、講習会)」を主催(以下、主催団体)し、結果報告を受けた受講者の所属団体が認定する。所属団体以外の講習会受講は、事前に所属団体の承認を受ける。
2)第1種は、本文中の<新規[3]及び更新[2]>により、JTU理事会が認定する。

 

・公示と報告
1)主催団体は、講習会実施要項を公示(ウェブサイトなど)する。所属団体は、審判資格者名・資格期限等を公示する。
2)主催団体と所属団体は、本制度の実施で特例対応をする場合は、双方で調整する。
3)開催届及び公認審判員申請書を含む結果報告のJTU 報告は不要とする。第1種は、本文中を参照。

 

[1] JTU 第3種公認審判員資格(新規)
1)受講資格:受講翌年度4月1日に18歳以上のJTU登録者(JTU加盟団体により、審判のみ登録が可能)。受講者は、所属団体の事前承認を得て参加する。
2)実施手順:主催団体が実施要項を公示(加盟団体ウェブサイト掲載等)する。主催団体の実施報告を受けた所属団体は、「審判員名・性別・取得年月日、会場」を公示する。
3)講習内容:認定講習会2時間以上。認定試験は不要とするが、理解度確認の簡易テストを行うことができる。

 

[2] JTU 第2種公認審判員資格(新規)
1)受講資格:第3種資格者で2年以上の審判実績を有する者。顕著な活動実績(年間2大会以上)を評価し、特例を設けることができる。
2)講習内容:認定講習会3時間以上。簡易テストや「作文(例:理想の審判員、他)」を課題とすることができる。

 

[3] JTU 第1種公認審判員資格(新規)
1)申請資格:
a)第2種審判員での技術・審判業務を3年以上継続的に行い、3大会以上での実績があり、所属加盟団体から推薦を受けた者。
b)上記に満たない場合でも、集中的な業務実績やトライアスロン以外での関連実績などを評価し、特例を認めることがある。

2)申請内容の選択1(作文での申請)
a)作文課題:「大会運営面・技術面への提案」、「審判技術向上への提案」のいずれか、または両方を基本にまとめる。
b) 3,000〜6,000字。「である調」。電子データ提出基本。
c) 大会(準備活動・練習会含む)での技術・審判・運営の実体験(視察、テレビ、メディア報道等含む)から展開されることを主題とする。既成の文章を単にまとめたものではない、独自の分析や見解・展望が示されていること。

3)申請内容の選択2(加盟団体の推薦)
加盟団体内で対象者が第1種審判資格取得のために、「決意表明」を行い過去3大会以上の報告(書類提出または研修会・会議での発表)を該当団体の理事会が承認し、JTU 理事会に推薦する。

4)加盟団体が承認しJTUに提出する内容(JTU 審判委員会とJTU事務局に提出)
a)過去3大会(過去2年間基準)以上の報告(文末のJTU第1種審判員資格・Eメール申請様式を参照)
b)第1種審判資格に向けての「決意表明(400〜600 字)*である調」
c)加盟団体理事会の本件承認に係わる「議事録(該当箇所の抜粋可)」。後日提出では、団体長の仮承認表明書かこれに代わるものを提出する。

5)申請受付と承認手順
年間を通じて受け付ける。但し、同一年度内の再申請はできない。JTU審判委員会の審査後、全国に公示する。異論などあれば都度対応する。その後、JTU理事会承認を受ける。

6)審査方法
a)選択1の作文申請)審判委員会が、総務委員会または理事の確認を受け、第1次審査を行う。合格推薦の作文をJTU理事・加盟団体に報告する。意見等あれば修正機会を与える。その後、JTU理事会承認を受ける。
b)選択2の加盟団体推薦)審判委員会の確認後、必要に応じ再提出等を求め、JTU理事会が承認する。
c)不服申立ては、所属加盟団体を通じ、JTU会長に提出する。最終決定は、JTU社員総会とする。

 

[4] ITU テクニカルオフィシャル(新規及び更新)
1)申請資格:JTU第1種・第2種審判資格者で所属加盟団体の推薦を受けた者。なお、参加希望者は、事前に所属加盟団体に届け出て承認を受ける。
2)参加定員(25名基準)を超えた場合、JTU審判資格、審判業務実績(技術代表、審判長実績)及び実践英語力(参考)により選考する。
3)本資格の実施及び認定はITU基準による。

<以上、JTU 第 3 種、2 種、1 種・新規申請基準。以下、各更新基準>

 

[1]  第3種、第2種公認審判員資格(更新)
1)更新の基本
a)4年に一度の更新講習会参加により更新を受ける。審判・関連活動、講習会出席、報告提出などを評価し、更新講習会出席に代えることができる。JTUフォーラム、コーチングシンポジューム、指導者認定講習会などを対象とすることもできる。
b)加盟団体が任意に講習会を主催し、受講者の所属団体が認定する。所属団体以外の講習会受講は、事前に所属団体の承認を受ける。
c)加盟団体(ブロック開催も可)は、講習会要項を公示(ウェブサイトなど)する。
d)開催届及び公認審判員申請書を含む結果報告のJTU 報告は不要とする。

 

[2] 第1種公認審判員資格(更新)
1)加盟団体ごとに更新の推薦基準を設ける。更新者はJTU 理事会が承認する。
2)加盟団体の留意事項
a)加盟団体(ブロック開催も可)は、講習会要項を公示(ウェブサイトなど)し、JTUへの開催届を不要とする。
b)審判実績(大会・記録会、フォーラム・研修会出席など)、又は作文(自由型式)提出を更新講習会出席に代えることができる。所属加盟団体が評価し、更新者の推薦をJTUに行う。提出事項は、加盟団体名・実施場所と年月日・更新者名。
c)加盟団体は、対象者の更新を積極的に推進する。過去に「第2種上級」を取得した者についても、適当と判断した場合は、次項3)により更新を推薦することができる。

 

[3] 未更新者の特別対応(第3種、2種、1種共通)
1)加盟団体の裁量により、未更新の正当な理由があり、継続意志があれば、講習会受講などにより同一レベル又は下位資格で復帰できる。
2)前述の場合、過去の年会費の支払履行を原則とするが、加盟団体の裁量に委ねる。
3)詳細については、各加盟団体の理事会レベルで対応する。

備考:各加盟団体・ブロックにおいて、審判資格者及び大会関係者の技術向上のために、勉強会等を継続的に開催する。

 

<以上、JTU 第 3 種、2 種、1 種・更新基準。以下、補足1〜5。>

[補足1]  申請方法(第1種)兼:関連質問等の問合せ先
a) 申請様式(頁末参照)を次の 2 箇所に電子メールで同時送信。「件名指定」:第1種審判新規申請(所属都県名)
・JTU審判委員会  (info-jtutoc@googlegroups.com)
・JTU#1事務局  (jtuoffice01@jtu.or.jp)

 

 [補足2]  審判資格証(第1種、第2種、第3種):
所属団体が、主催団体からの報告を受け、電子データ版※で発行する。主催団体が、所属団体の委任を受けて発行することができる。有効期間(4年間)は、認定後、即刻有効とする。※加盟団体送付済。再送希望はJTU事務局へ。

 

[補足3]  新規認定料と更新料(4 年に一度)
第3種:認定料1,000円、更新料1,000円(受験/受講料 1,000円基本)
第2種:認定料2,000円、更新料2,000円(受験/受講料 2,000円基本)
第1種:認定料3,000円、更新料3,000円(更新研修料:実費)
*認定料・更新料=受験者の所属団体に納入。受験/受講料(会場経費等により減額可)=講習会の主催団体に納入。

 

[補足4] ITUテクニカルオフィシャル認定セミナー(受講・更新料)
レベル1:新規受講料:25,000円、更新受講料:15,000円
レベル2:新規受講料:30,000円、更新受講料:20,000円

 

[補足5] JTU第1種公認審判員資格・Eメール申請様式
メール件名指定:第1種審判資格申請(○○県)

「JTU第1種公認審判員資格について、所属加盟団体の推薦を受けましたので、「申請内容の選択1(作文)」で次のように申請します。なお、作文(3千〜6千字。である調)は添付ファイルのとおりです。

申請日:20○ 年○月○日

「JTU第1種公認審判員資格について、所属加盟団体の推薦を受けましたので、「申請内容の選択2(加盟団体推薦)」で次のように申請します。議事録(添付ファイル)。後日提出のため、団体長の証明書添付。議事録は、何月何日迄に提出します。

 

申請日:20○ 年○月○日

1)申請者名(フリガナ):
2)性別:
3)生年月日:19○(西暦縮小文字)年○月○日生(○歳)
4)所属加盟団体:
5)JTU会員番号:
6)現資格:第2種審判資格 (20○年○月取得。20○年○月迄有効)
7)住所:〒
8)勤務先・大学名等:
9)携帯電話:
10)自宅電話:
11)E メール:
12)関連資格等:一般審判資格、救助員、指導者、医師、車両船舶免許、外国語、競技歴、団体役員等。特筆事項。
13)過去3大会(過去2年間基準)の報告(大会名称、開催年月、役職。(詳細明記は不要)
14)他競技での技術審判実績等
15)「決意表明(400〜600字)。である調」

 

◎個人情報は、審判資格に係わる分析及び関係情報送付に利用する。詳細は、JTU個人情報保護方針※による。※)http://www.jtu.or.jp/privacy/

*2015年12月17日修正( [補則1] 申請方法:申請先メールアドレス及び[1]2)
受講資格の補足説明。)
*2016年3月16日修正(全体の内容編集と微調整)

過去掲載)
http://www.jtu.or.jp/news/2015/151211-10.html
http://www.jtu.or.jp/marshal/pdf/marshal-20151217.pdf

1. このニュースは表記の日時現在のものであり、追加変更の可能性があります。

2. ニュースの全文または一部の文章をホームページ、メーリングリスト、ニュースグループまたは他のメディア等へ転載する場合は、出典・日時などを明記してください。

3. この記事へのお問い合わせ:
公益社団法人日本トライアスロン連合
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-3-8 第二栄来ビル6階
TEL:03-5469-5401(代)  FAX:03-5469-5403  
Email: jtuoffice@jtu.or.jp  URL: http://www.jtu.or.jp/

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