トライアスロンジャパンが主催・主管する各日本選手権は、国内のトップアスリートを決定する権威ある大会です。ジュニアからエリート、エイジグループなど幅広く、年齢やカテゴリー別に分かれた競技を通じて、日本一の称号をかけた白熱した戦いを展開します。
世界選手権やアジア大会などへの派遣選考対象となる大会もあり重要な位置づけとされています。さらに、年代や競技レベルに応じた公平な競技環境を提供し、地域振興や競技力向上にも寄与しています。
日本選手権では、スーパースプリントディスタンスからロングディスタンス、さらにはエリートからエイジグループまで、多様な距離とカテゴリーで競われます。
スタンダード距離での日本一を決める大会。1994年から続く歴史のある大会の一つとなり、オリンピックや世界選手権を目指すトップ選手が一堂に会する国内最高峰の舞台。
スプリントディスタンス日本一を決める大会。技術とスピードを競う。
スタンダード距離の4分の1であるスーパースプリントディスタンス日本一を決める大会。スピードと戦術、トランジションの技術が大きなカギとなる。
耐久力が試されるミドル~ロングの日本一を決める大会。
U23(18~23歳)の日本一を決める大会。将来のエリートを担う次世代の登竜門。日本トライアスロン選手権と併催される。
U23(18~23歳)のスプリントディスタンス日本一を決める大会。技術とスピードを競う。
高校生日本一を決める大会。スプリントの距離で実施される。
ジュニア(16〜19歳)の日本一を決める大会。JOCジュニアオリンピックカップとして認定されている。
年代別に分かれたエイジ選手のための日本代表選考を兼ねた一戦。スタンダード、スプリント、ロングディスタンスと各年間ランキングポイント上位選手のみが出場できる。
ラン・スイム・ランの順で行うアクアスロン日本一を決める大会。
ラン・バイク・ランの順で行うデュアスロン日本一を決定する大会。
トライアスロンは、選手たちの強さ・速さ・粘り強さを間近で感じられる、非常に迫力のある競技です。スイム・バイク・ランという異なる種目が一つの大会の中で展開されるため、コース上のどこにいても変化に富んだレース展開を楽しめます。
スイム:
スタートエリアではスタート前の選手の様子を見ることができます。
トランジション:
選手たちの戦略やスピード感ある動きが見られます。
バイク:
風を切って進む高速のダイナミズムと戦略的なドラフティングなど、迫力満点です。周回コースの場合は何度も選手が通過するため観戦しやすいです。
ラン:
沿道で応援できることが多いので、距離も近く応援することができます。フィニッシュライン周辺は感動の一体感に包まれます。また、選手とハイタッチすることもできる大会もあります。
その他:
事前に応援する選手のレースナンバーやレースウェアをチェックしておきましょう。
トライアスロンは、「スイム(泳ぐ)・バイク(自転車)・ラン(走る)」の3種目を連続して行う複合競技です。種目ごとに決められた距離を順番にこなし、フィニッシュまでの合計タイムで順位を競います。距離設定もさまざまで、オリンピックで採用されている「スタンダードディスタンス(スイム1.5km/バイク40km/ラン10km)」のほか、「スプリント」「ロング」「アイアンマン」など、さまざまなフォーマットがあります。さらに、マルチスポーツとして「デュアスロン」や「アクアスロン」、「ウィンタートライアスロン」といった派生競技も存在し、年齢・性別・障がいの有無にかかわらず多くの人が楽しめるスポーツとして世界中で親しまれています。