第3回アジアユースゲームズ（2025/バーレーン）選考基準

　公益社団法人日本トライアスロン連合（JTU）は、 JTU 定款第4条（事業）第1項3号に基づく事業計画により、第3回アジアユースゲームズ（2025/バーレーン）トライアスロン競技の日本代表選手・選考基準を策定する。
　本基準は、アジアトライアスロン（AST）の定める出場資格システムに基づき、女子個人、男子個人およびミックスリレーの各種目で将来性がもっとも高い選手の選考を目的とする。
　以上により、競技面においてはアジアユースゲームズの出場により、ユースオリンピック競技大会、アジア競技大会、オリンピック競技大会と連なる国際総合競技大会における持続可能な出場、そしてメダル獲得を目標とし、文化・教育プログラムによりオリンピックの意義を実感し、友情や相互の尊重を表現できるようにする。

　第3回アジアユースゲームズ（2025/バーレーン）トライアスロン競技の日本代表選手・選考基準をアジアトライアスロン（AST）出場資格システムに基づき制定する。
　競技においては、｢女子個人、男子個人、ミックスリレー｣の各種目で最高位を収めることを目標とする。また、大会期間中に実施される｢文化プログラム｣においては、オリンピックに連なる国際総合大会の意義を学び、文化の異なる選手同士の交流を通した相互理解と友好を促進することを求める。

［１］大会
第3回アジアユースゲームズ（2025/バーレーン）

［２］競技日程と派遣期間
競技日程：個人＝10月23日（木）、ミックスリレー＝10月25日（土）
派遣期間：10月19日（日）～10月27日（月）＊開会式＝10月22日（水）

［３］場所
バーレーン・マナーマ

［４］距離・出場枠・年齢
個人）未発表
出場枠（NOC枠）: 未発表
ミックスリレー）未発表
出場枠：未発表

年齢：14歳～16歳（2025年12月31日現在）
但し、NOC枠が1枠の場合は、JTU強化本部方針のもと16歳のみを対象とする。

［５］選考対象大会とランキング
１）日本ジュニアトライアスロン選手権（2025/長良川） 7月27日（日）開催
２）日本スーパースプリントトライアスロン選手権（2025/蒲郡）　6月22日（日）開催
３）日本U15アクアスロン選手権（2025/海の森）7月13日（日）開催
４）NTTランキング（ジュニア）　7月28日（月）時点

［６］選考基準
１）女子個人・ミックスリレー及び男子個人・ミックスリレーの代表候補選手は、次の優先順で上位の者からNOC枠に達するまで選出する。
1-1）日本ジュニアトライアスロン選手権（2025/長良川）対象年齢＜16歳＞で最上位（1名）
1-2）日本スーパースプリントトライアスロン選手権（2025/蒲郡）　1-8位
1-3）日本U15アクアスロン選手権（2025/海の森） 1位
　 ＊ロールダウン「なし」
　 ＊条件＝トライアスロン大会の完走経験（2024年4月1日〜2025年7月27日までの期間）
1-4）NTTランキング（ジュニア）＜7月28日（月）時点＞　上位順

入替候補）女子個人・ミックスリレー及び男子個人・ミックスリレーの代表選手がなんらかの理由により本大会に出場できなくなった場合に備え、入替候補選手を女子・男子それぞれ2名ずつ選出する。入替候補選手は、上記選出方法における次点の選手とする。

２）ミックスリレー種目出場選手は、女子ミックスリレー及び男子ミックスリレーの代表選手の中から、本大会期間中のミックスリレー競技説明会までにJTU強化本部が選出する。

［７］選考手順
１）強化本部は、日本ジュニアトライアスロン選手権（2025/長良川）の翌週に本基準に基づき代表候補選手　（入替候補選手を含む、以下同じ）を選出し、選考委員会及び理事会に提出する。
２）選考委員会は、 代表候補選手に失格事由がないかの審査を行い、その結果を日本トライアスロン連合に通知する。
３）理事会は、2)の審査結果を踏まえ、2025年8月中旬までに、代表候補選手に関する承認決議をし、公益財団法人日本オリンピック委員会（以下、JOCという。）にその結果を提出する。
４) JOCは、派遣手続（ドーピング検査、メディカルチェック等）を経て、日本代表選手としての適正等を判断し、最終承認を行う。

［８］留意事項 (競技内容の変更に対する対応)
選考大会の競技内容が、TRI競技規則等に準じて変更された場合は、次の方針で対応を行う。
a）選考大会が開催中止となったときは、代替大会は設けず、残りの選考大会の結果及び NTTランキング（ジュニア）を用いて［５］に従い選出する。
b）選考大会の競技距離が短縮となった場合及び競技種目がデュアスロンまたはアクアスロンに変更となった場合、当該大会の結果を、選考大会の結果として扱う。
c）選考大会の競技種目が1種目（スイムまたはバイクまたはラン）に変更となった場合は、当該大会を［５］の選考大会から除外し、残りの選考大会の結果及び NTTランキング（ジュニア） を用いて［５］に従い選出する。
d）選考大会［5］ 1)、2）)が除外された場合においても、NTTランキング（ジュニア）のポイントは 加算され、［５］ 3)に基づく選考の際には有効なポイントとして勘案する。

［９］補則
１）本基準は、感染症、紛争、自然災害、関連基準の変更、関係各団体との調整などにより、変更されることがある。その場合はJTU理事会において、変更箇所に関する承認決議をし、速やかに公示するものとする。
２）本大会の日本選手団役員の選出方法については別途定める。
３）本大会の派遣基準については別途定める。

＜2025年6月5日 理事会承認＞

＝以上＝