2009アジア選手権インチョン大会(U-23) YOG予選レース速報
8月28日(金)、韓国・インチョンで2009ASTCアジア選手権インチョン大会が行われた。また、2010年に行われる第1回ユースオリンピック競技大会(YOG:2010/シンガポール)のアジア大陸予選も同時に開催された。 午前9時30分スタートのU-23男子は、韓国のキム・ジハンが17分45秒のタイムでスイムをトップフィニッシュ。1秒後に同じく韓国のキム・ジュンホが追う。トップから15秒間に10名の選手がトランジションへ。日本選手は原田雄紀(専修大学)が17分49秒で通過。バイクでは、原田、細田貴茂(チームブレイブ)らを含む10名前後の第1集団が先行した。宇都宮涼太(ウイングスTC)は第2集団に入っていた。ランでは、序盤から細田が飛び出したが、中盤をすぎたところでスン・リウェイ(中国)が前へ出た。そのままスンは、リードを広げ、1時間53分45秒のタイムで優勝した。2位はバイ・ファカン(中国)、3位はワン・ダキン(中国)。細田は4位となった。
このレースの結果、2010年8月にシンガポールで行われる第1回ユースオリンピック競技大会(2010/シンガポール)のトライアスロン競技出場候補は佐藤と久保野となった。 <選手コメント> ○菊池 日出子(チームブレイブ)逃げ切れなかったのは悔しい。ランの1周目で一人に抜かれた。後半追い上げるつもりで落ち着いていこうと思ったが、果たせなかった。バイクで伊藤選手と逃げるべきだったかもしれない。次のレースは世界選手権ファイナルゴールドコースト大会。 ○細田 貴茂(チームブレイブ)3位までに入れなかったのはくやしい。中国勢のランの速さについていけなかった。やっと身体が復調したところで走り切れたのはよかったが、まだ練習が足りない。次は世界選手権ファイナルゴールドコースト大会。 ○佐藤 優香(日本橋女学館高校)自転車の回転の感覚がつかめてきたので、それがよかった。この大会でアジア選手権ジュニアとこのレースに優勝することが目標だった。その一つが達成できてうれしい。明日も、今日以上のタイムを出して勝てるように頑張る。 ○久保埜 勇貴(スウェット)ランが練習不足だった。途中で抜かされたとき、ついていけなかった。そのあとのスパートも効かなかった。ユースオリンピックに出られたら、この雪辱を果たしたい。 なお、レースの模様はフォトギャラリーでご覧になれます。 <この記事へのお問合わせ>
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