2009日本ロングディスタンストライアスロン選手権佐渡大会レース速報
9月6日(日)、第13回日本ロングディスタンストライアスロン選手権佐渡大会が、新潟県佐渡市で開催された。天候晴れ、気温27度、水温25度、波高0mの良コンディションの中、午前6時45分に男子22名、48分に女子5名の精鋭がスタート。スイム2km、バイク105km、ラン20kmを競った。 男子はスイムで先行した高濱邦晃(チームコラテック・ボディチューン)ら7名を松丸真幸(チームコラテック)がバイク前半で逆転。5分の貯金を活かしランで逃げ切り優勝を果たした。2位はスイムとバイクでラップを奪った高浜邦晃、3位は平均した力を発揮した益田大貴(湘南ベルマーレ)。5歳若いチームメイトの高濱を「次期王者」と持ち上げる松丸のコメントにはまだまだ余裕が感じられた。 女子はスイムで大きく出遅れた佐藤浩巳(Team ENERGY/TNF)がバイクで驚異の追い上げを演じトップフィニッシュ、ランでも安定した走りで初優勝を果たした。2連覇を狙った西麻依子(湘南ベルマーレ)はバイク・ランが伸びず2位に。3位の久保田早紀(兵庫県協会)は山本和実(宮城県協会)、播田実友香(東京連合)を抑え強化指定の意地を見せた。観客の声援に心の中でしか「ありがとう」と応えることができなかったと語る佐藤のコメントはとても爽やかだった。 この大会の優勝者は2010年にドイツで開催されるITUロングディスタンストライアスロン世界選手権に派遣される。また上位入賞者は出場の権利を得た。 上位3名の成績は以下の通り <女子> <男子> 初優勝で満面の笑みをみせる佐藤浩巳 2連覇を成し遂げた松丸真幸(左)と2位の高濱邦晃 |
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