レス・マクドナルドITU名誉会長 IOC女性スポーツ賞受賞
ITUレス・マクドナルド名誉会長はIOC(国際オリンピック委員会)女性スポーツ賞を受賞した。 この賞はスポーツにおける女性の地位向上や男女平等など女性スポーツの普及発展に貢献した人物に贈られる。(日本では2010年有森裕子さんが受賞) マクドナルド名誉会長は1989〜2008年のITU会長在任中にトライアスロンをオリンピック正式種目に導いただけでなく、賞金や参加定数の男女差をなくすなど女性選手の地位向上に努めた。 また選手のみでなくコーチ、審判、役員などのトライアスロンに関わるすべての分野において女性を発掘育成し、積極的に女性を起用してきた。 会長職退任後の現在マリソル会長をはじめとする事務局長、副会長の一人が女性と執行部の重責を務めているという事実からもマクドナルド名誉会長の功績がうかがい知れる。 各国のオリンピック委員会や国際競技団体などから構成されたIOC女性スポーツ委員会から選ばれた受賞者6名のうち男性は一人。 トライアスロンにまた一つ輝かしい歴史が刻まれた。 |
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