選手の安全チェック(推奨)
JTUメディカル委員会では、大会当日の「選手のセルフチェック」 および「申込み時健康チェックリスト」の導入を推奨しています。 2003年から実施している近畿地区大会での「大会参加当日セルフチェック」の分析結果から、次の論文が提出されています。 ◎奈良教育大学保健体育講座(笠次良爾ほか作成) 「トライアスロン・アクアスロン大会参加者における参加当日セルフチェックの意義」日本臨床スポーツ医学会誌 14:316-324、2006年 ◎要旨:トライアスロン・アクアスロン大会参加者1530名に対して大会参加当日セルフチェックを義務づけた。セルフチェックを提出しなかった選手は棄権、救護所受診率が高く、チェック項目(頭痛、下痢)に異常のある選手は有意に棄権しやすかった。 選手の自己管理意識を高めるためにも、このチェックは有効性が認められます。 ただし8年間の実施結果、レース前の慌ただしさもあり、余りよく考えずにチェックしている選手が見受けられ、競技説明会での補足も必要と思われます。 |
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