International Triathlon Union

2011JTUエイジランキング第1戦・石垣島大会レースレポート

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エイジランキングイベント第1戦が4月17日(日)沖縄県・石垣市で開催された。「がんばれ東北、がんばろう日本」を合言葉に国内外からエイジ部門とリレー部門あわせて1474名の選手が出場。ワールドカップに負けない熱い戦いが繰り広げられた。(ランキング対象完走者数は1024名)

女子優勝は平出美雨(沖縄)。バイクで知花果林(沖縄)に先を越されたもののランで逆転、大会5連覇を達成した。男子は桑原寛次(沖縄)がロング強化指定の貫録をみせ優勝(ランキングは対象外)。昨年大会優勝の高橋豪一(東京)はバイクで追い上げ2位、ランキング総合では1位のポイントを獲得した。

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大会5連覇の平出美雨

昨年のエイジチャンピオンの平松智子(愛知)はバイク、ランで思うように伸びずランキング3位、昨年最後まで優勝争いを演じた松本華奈(島根)がランキング2位と幸先のいいスタートを切った。

オフはバイクトレーニングに重点をおいたという永田成也(鹿児島)はその成果を発揮したがランで失速。ランキング3位(大会5位)に終わった。

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昨年の大会、石垣市民、エイジランキング優勝者
前列左から昆英夫、昆朋子、平出、平松、福元、高橋、永田、碇
後列左から熊崎、揖場、福士知孝、金城

昨年の60-64歳男子チャンピオンの揖場裕(兵庫)は自身が阪神大震災を経験。今シーズンは獲得ポイント×1000円を東日本大震災の被災地へ送ることにしている。そのシーズン第1戦は今年から60-64歳に加わった又井忠美(秋田)に4秒差と辛くも逃げ切った。

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自身が作成した“絆”アームウォーマーで復興支援を行う揖場

また昨年同ポイントながらも大会出場数で2位に甘んじた佐藤周平(東京)が見事優勝。リベンジに向け一歩を踏み出した。

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優勝を喜ぶ佐藤(左から2人目)、中央は所属チーム代表の山本光宏

2010年度40-44歳ランキング32位の中橋麻理(東京)、25-29歳8位の福田悠平(鹿児島)、45-49歳4位の中島秀彰(東京)も各年代別で優勝。今シーズンの活躍に期待したい。

その他にも昨年年代優勝の熊崎佳美(大阪)、宗田恵世子(東京)、昆朋子(茨城)碇岩雄(東京)らがそれぞれ年代別1位で連覇に向け好調なスタートとなった。

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出場最年長で75-79歳優勝の碇(右)

石垣市在住の金城ちせ(45-49歳)、富崎義明(45-49歳)の年代別2位を筆頭に石垣市在住の選手も年代別上位に入った。
詳細は/ranking/2011/age/ranking0417.html

また本大会会長でもある中山義隆石垣市長もリレーでトライアスロンデビュー!途中で足がつったと苦笑いしながらも10kmのランを見事に走り切り大会を盛り上げた。

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フィニッシュを目指す中山市長

2011JTUエイジランキング第1戦・石垣島大会の年代別優勝者以下の通り
<女子>
24歳以下:平出美雨(沖縄)、25-29歳:平下心(大阪)、30-34歳:横屋八重(沖縄)、35-39歳:松本華奈(島根)、40-44歳:中橋麻理(東京)、45-49歳:熊崎佳美(大阪)、50-54歳:山本彩(京都)、55-59歳:宮内昌子(東京)、60-64歳:宗田恵世子(東京)、65-69歳:三田伸子(広島)、70-74歳:昆朋子(茨城)

<男子>
24歳以下:池隆礼(沖縄)、25-29歳:福田悠平(鹿児島)、30-34歳:永田成也(鹿児島)、35-39歳:高橋豪一(東京)、40-44歳:白井克昌(鹿児島)、45-49歳:中島秀彰(東京)、50-54歳:小島一朗(京都)、55-59歳:佐藤周平(東京)、60-64歳:揖場裕(兵庫)、65-69歳:濱崎二丸(熊本)、70-74歳:網田光雄(千葉)、75-79歳:碇岩雄(東京)

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