International Triathlon Union

2011WCSグランドファイナル北京大会レース速報(9/11エリート女子他)

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 2011WCSグランドファイナル北京大会3日目は、女子エリートとジュニア男子、オリンピックディスタンスエイジグループが行われた。

01
 午後1時30分スタートのエリート女子は、19分10秒でリズ・ブラッチフォード(イギリス)とケリー・ラング(イギリス)が同タイムでスイムトップを奪うと、1秒後にはヘレン・ジェンキンス(イギリス)とサラ・グロフ(アメリカ)が続いた。日本選手は、崎本智子(愛媛県協会)が19分20秒、佐藤優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)が19分21秒、足立真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)が19分22秒。

02
 バイクでは、1周目から14名の第1集団ができあがった。このなかには崎本が入っていた。
この後ろは、最初は小さな集団だったが、徐々に大きくなり、2周目には29名の大集団となった。ここには、足立、佐藤、井出樹里(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、庭田清美(アシックス・ザバス)、土橋茜子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)が入っていた。
 この後ろの集団には菊池日出子(宇都宮村上塾)と田中敬子(チームゴーヤー)がいた。上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)はスイムで出遅れて最後尾の集団から追い上げた。

03
 ランに入ると、ジェンキンス、ローラ・ベネット(アメリカ)、アンドレア・ヒューイット(ニュージーランド)がサイドバイサイドでトップ集団を形成。終盤には、ヒューイットが抜け出し、1時間58分27秒のタイムでWCSグランドファイナル初優勝を果たした。
 2位はジェンキンス、3位はメラニー・アナハイム(スイス)。
 日本選手は、崎本が勢いよくランに飛び出したが徐々に遅れて、21位。以下、23位井出、26位足立、27位庭田、32位土橋、36位佐藤、50位上田、58位菊池。

04
 午後4時15分にスタートしたジュニア男子は、スイムを9分13秒でアロイス・クナーブル(オーストリア)とアロン・バークレー(ニュージーランド)がトップフィニッシュ。日本選手トップフィニッシュは9分56秒で杉原賞紀(チームケンズ京都)。

05
 バイクでは、杉原と谷口白羽(三好SA)が第2集団に入ったが、稲井勇仁(チームケンズ京都)は大きく遅れた。
 ランでは、ユスタス・ニシュラグ(ドイツ)、ルーカス・ベルツビカス(アメリカ)、トニー・スモーラジビック(アメリカ)、ベン・カヌート(アメリカ)らが積極的にリードし、ベルツビガスが56:21秒のタイムで優勝した。2位はニシュラグ、3位はスモーラジビック。
 日本選手は、杉原が32位、谷口が36位、稲井が61位だった。

06
 同日行われたオリンピックディスタンスエイジグループ選手権の日本選手の結果は以下の通り。永田成也(鹿児島県協会)が日本選手として初優勝した。
 なお、本日のレースの模様はフォトギャラリーでご覧になれます。

<男子20-24歳>
7 安田 巧 男(学生連合)2:10:15
12 藤 大貴 男(学生連合)2:13:59
<女子25-29歳>
10 中原 恭恵(千葉県連合)2:26:02
<男子25-29歳>
7 伊藤 寿 (愛知県協会)2:06:56
21 山中 俊輔(大阪県協会)2:15:28
31 安田 一行(神奈川県連合)2:20:18
<男子30-34歳>
1 永田 成也(鹿児島県協会)2:05:16
<女子35-39歳>
5 平松 智子(愛知県協会)2:24:49
34 森本 奈々(兵庫県協会)2:49:43
<男子35-39歳>
5 疋田 浩気(静岡県協会)2:06:47
10 ベバン・コレス(北海道連合)2:11:40
<男子40-44歳>
13 白井 克昌(鹿児島県協会)2:15:49
39 大平 晃司(栃木県協会)2:31:28
42 工藤 秀雄(東京都連合)2:33:24
<男子45-49歳>
19 石鍋 聖一(兵庫県協会)2:22:12
<女子50-54歳>
21 宇田川 知子(千葉県連合)3:07:36
<男子50-54歳>
28 ケレン・ミアーズ(東京都連合)2:31:44
33 古川 正敏(東京都連合)2:33:07
<男子55-59歳>
12 佐藤 周平(東京都連合)2:38:06
25 坂野 竜一(兵庫県協会)2:52:50
<女子60-64歳>
9 野上ジェラルディン(東京都連合)3:13:59
<男子60-64歳>
25 中島 安興(富山県協会)3:07:06
<男子65-69歳>
10 濱崎 二丸(熊本県連合)2:59:13
15 神谷 進五(愛知県協会)3:21:44

<選手コメント>

崎本智子(愛媛県協会)
○崎本 智子(愛媛県協会)
 スイムからうまく戦えて、バイクでは第1集団で走ることができた。バイクでは、積極的に走ったが、ランのことを考えた作戦をすることも必要と思えた。ランでは、トップについて飛び出したが、続かなかった。課題はバイクの戦い方とランの強化。9月のあと2戦を頑張りたい。

杉原 賞紀(チームケンズ京都)
○杉原 賞紀(チームケンズ京都)
 スイムの序盤はうまく飛び出せたが、泳力の違いが出ておいていかれてしまった。バイクでは戦うことができたが、技術は不足している。ランは、序盤の飛び出しは良かったのだが続かなかった。世界での戦いを経験できたことが今回の収穫。アジア選手権でも頑張りたい。

この記事に関するお問い合わせ先
(社) 日本トライアスロン連合(JTU) 事務局
広報担当:090-3204-3126
JTU事務局 TEL03-5469-5401(代)

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