International Triathlon Union

2016年JTUパラトライアスロン強化指定選手制度<発表>

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[1]目的
認定期間の満了と新シーズンを向かえるにあたって、第15回夏季パラリンピック(2016/リオデジャネイロ)および、第16回夏季パラリンピック(2020/東京)での目標達成のため、強化指定選手を理事会が認定する。
これにより、指定選手の強化活動(強化合宿や大会派遣等)における成果を高め、さらに指定選手の社会認識向上によりパラトライアスロン競技の広報活動を促進する。

 

[2]対象選手と認定期間
対象選手:日本国籍を有し、ITU主催レースへの出場資格を有するJTU登録選手
認定期間:2015年12月1日~2016年11月末日迄。ただし、今後のルール変更や大会の成績によって、期間中であっても改訂されることがある

 

[3]認定内容と認定手順
JTUパラリンピック対策チーム(パラ対策チーム)においてA指定選手、B指定選手、C指定選手を選考し、理事会承認により認定する。
評価にあたっては、レース展開上の諸条件や抗議・上訴などの結果を考慮する場合がある。なお、各対象大会で資格の取得・昇格があった場合は、次の大会参加を優位に進めるため、資格の認定がなくても、大会の推薦には新規資格を基本とした選考をする。

 

[4]認定期間
2015年12月1日~2016年11月末日迄とするが、今後のルール変更や大会の成績によって、期間中であっても改訂されることがある。また、大会成績の評価は、前回の資格指定以降の結果を基本とするが、出場レース数に限りがあるために、前年度シーズンの結果も考慮する。ただし、正当かつ特別な事由により前年度レースへの出場がない場合はその限りではない。

 

[5]対象大会
1)ITU世界選手権(GF)
2)世界パラトライアスロンイベント(WPE)
3)アジア選手権
4)日本選手権(開催未定)
5)国内パラトライアスロン・トライアスロン大会
6)他競技種目における国際大会・国内大会競技実績

 

[6]評価基準
2015年11月末日時点で、以下を満たすものを各々の強化指定に認定する
1)A指定:下記ⅰ、ⅱの両方を満たす
ⅰ)リオデジャネイロ・パラリンピックの実施カテゴリーの選手
ⅱ)ITU Paratriathlon Rankingsに掲出されており、かつ前年度のGF、WPEにおいて、1位からカットオフタイム10%以内とする。出場したGF、WPEの同カテゴリーにおける出場者が1名だった場合、ITU Paratriathlon Rankings1位選手が他のGF、WPEで記録したタイムを基準にカットオフタイム10%以内とする

 

2)B指定:下記ⅰ、ⅱの両方を満たす
ⅰ)A指定以外で、リオデジャネイロ・パラリンピックの実施カテゴリーの選手
ⅱ)ITU Paratriathlon Rankingsに掲出されており、かつGF、WPEにおいて、1位からカットオフタイム20%以内とする。出場したGF、WPEの同カテゴリーにおける出場者が1名だった場合、ITU Paratriathlon Rankings1位選手が他のGF、WPEで記録したタイムを基準にカットオフタイム20%以内とする

 

3)C指定:下記ⅰ、ⅱのどちらかを満たす
ⅰ)A指定およびB指定以外で、ITU Paratriathlon Rankingsに掲出されている選手
ⅱ)アジア選手権、国内パラトライアスロン・トライアスロン大会の成績、他競技種目における国際大会・国内大会競技実績によりパラ対策PJが判断する

 

[7]JTU強化指定への資格等の授与(詳細は別基準・規定)
1)GF、WPE、アジア選手権、強化合宿等への参加資格。派遣基準は別に設ける
2)強化指定選手以外の選手からも、申請によりGF、WPE、アジア選手権、強化合宿等の推薦を行う場合がある(推薦依頼の申請)

 

[8]補則
1)同一評価基準内の選手における優位性は、競技タイムやITUパラトライアスロンランキング、当該レースの出場選手数などを総合的に判断し決定する。
2)派遣規定(ユニフォーム含む)は別に定める。

 

*JTU理事会(2015年12月1日開催)承認

 

 

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