International Triathlon Union

JTUトライアスロン・アカデミー事業(改訂)

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[1]目的
将来のオリンピックメダリストを育成するための「JTUトライアスロン・タレント発掘プロジェクト」 (一貫指導システム、全国強化拠点、スカウティング)の事業を展開しており、この事業に該当する「JTUアカデミー選手」を発掘するためのセレクションを実施する。
この事業によって、トライアスロン経験者のみならず、水泳、陸上、また他種目から転向してくる選手や地域で活動している選手など将来有望とされる若手選手をより多く発掘し、全国にある強化拠点にて一貫指導、そして支援をすることで、世界基準の競技レベルへの向上とオリンピックでメダルを獲得する選手の育成をする。 
 
[2]セレクション受験資格者
トライアスロン競技でオリンピックおよび国際大会でメダル獲得を目指す16〜19歳(当該年12月31日現在)の中高大学生、専門学校生等の学校に籍を置く選手。
 
[3]アカデミー・セレクションの実施(毎年予定)
・セレクション:2月(会場:京都)
・最終面接:3月(会場:JTU事務局)
・トライアル種目:スイム:400m ラン:3,000m
 
[4]評価と審査  
1)2種目ともにタイムをクリア、またはS+Rのタイムをクリア
<女子>
16〜17歳 スイム4:43(5級)ラン:10:38(5級)S+R 15:08(4.5級)
18〜19歳 スイム4:39(4.5級)ラン:10:29(4.5級)S+R 14:56(4級)
<男子>
16〜17歳 スイム4:17(5級)ラン:9:21(5級)S+R 13:27(4.5級)
18〜19歳 スイム4:14(4.5級)ラン:9:13(4.5級)S+R 13:16(4級)

2)一次面接(本人)*基準タイムをクリアした選手のみ意思の確認
3)二次面接(本人・保護者)*後日、JTU事務局にて実施。
 
[5]認定期間 
A・B年齢カテゴリーで認定を受けた選手は4月から3月末までを1年単位として1〜2年間を認定期間とする。
A・B継続で認定を受けた選手は、最大で4年間の認定期間となる。
認定を受けた選手は、日本U19選手権(認定期間が2年の場合は、2回)に出場すること。
また、認定後は、毎年認定記録会1会場以上に参加し、記録を提出すること。
 
[6]サポート内容
認定選手は強化拠点に所属し、事業を円滑に進めるために必要なサポートを受けることができる。
活動支援費用は所属する強化拠点に支給され、強化拠点で管理をする。
1) 合宿・遠征費などの活動支援
2) 学業・生活拠点などでの活動サポート
3) バイクなど機材の提供
4) その他、特別強化に関わる諸事業の活動費
 
[7]報告義務
1) 活動期間における3か月ごとの定期的な予定表と報告書の提出を行う(3か月に1回)。
2) 大会参加、合宿参加、その他活動全般に渡り各イベントごとの報告書を提出する
 (終了後1週間以内)。
3) 強化拠点を変更する場合は事前に強化担当者に報告、相談を行い、JTU承認を
得たうえで強化拠点を変更する。
 
[8]認定の見直し
1) 何らかの理由でトライアスロン競技を継続できない状況や活動が不明瞭である場合
は認定を見直す。
2) 不祥事等、社会規範に反する行為があった場合は、認定を取り消す。

 

<第3回理事会 2016年12月2日 承認>

=以上=

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