International Triathlon Union

橋本聖子東京2020大会組織委員会会長 「IOC女性とスポーツ賞2021」最高位ワールドトロフィー受賞

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北京冬季五輪開会式前夜に開かれた第139次IOC総会において、IOC女性とスポーツ賞ワールドトロフィーが橋本聖子東京2020大会組織委員会会長に授与されました。
ワールドトライアスロンのホームページでは、橋本会長の冬季・夏季五輪あわせて7大会に出場したオリンピアンとしての活躍、国会議員としての女性活躍支援に係る実績、さらには国会のトライアスロン議員連盟会長として、トライアスロン競技の力強い支援者でもあることが紹介されています。更に、コロナ禍の厳しい状況での組織委会長就任後は、直ちに様々な分野から12名の女性専門家を同会理事会に招き、公約通り女性理事比率を大幅に引き上げただけでなく、「多様性、包摂性、ジェンダー平等」の精神に基づき、東京2020大会を成功に導く原動力となった、と紹介しています。

「彼女がいなければ、東京2020大会の開会まで半年をきった重要な時期に、オリンピックの成功に向けて人々の気持ちを高めていくには長い時間を要したでしょう。受賞は当然のことであり、素晴らしいお手本がIOC女性とスポーツ賞の最高位であるワールドトロフィーを受賞したことを嬉しく思います。」(マリソル・カサド ワールドトライアスロン会長/IOC委員)

2010年にはワールドトライアスロン(当時国際トライアスロン連合(ITU))レス・マクドナルド初代会長がIOC女性とスポーツ賞アメリカ大陸トロフィーを受賞しています。ITU設立時から男女平等のプライズマネー、参加枠、女性参画の奨励、パラトライアスロン競技ができる前から障がいのある選手が大会に参加するなど、ジェンダー平等、包摂性、多様性のビジョンを持ってIFを導いてきたことが評価されたものです。マリソル・カサド会長もこの精神を引き継ぎ、IOC委員としても「IOCジェンダー平等レビュープロジェクト」ワーキングチームを率いて提言を発表するなど、世界の女性リーダーとして活躍しています。

※「IOC女性とスポーツ賞」:スポーツ界における女性の地位、参加向上に顕著な貢献をした女性、男性、団体を対象に、2000年より毎年5大陸トロフィーとワールドトロフィーがIOCより授与されている。

原文:Seiko Hashimoto, President of Tokyo 2020, awarded World Trophy of IOC Women and Sport Award 2021

 

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