International Triathlon Union

ワールドトライアスロンチャンピオンシップシリーズ リーズ大会がサステナビリティでゴールド認定を取得

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今週末開催される2022ワールドトライアスロンチャンピオンシップシリーズ・リーズ大会が、サステナビリティ(持続可能性)に配慮した大会運営を実施している大会組織委員会(LOC)を認証する制度でゴールド認定を獲得した、とワールドトライアスロンが発表しました。
ワールドトライアスロンは、LOCが社会および環境に対する責任を持ち、持続可能な大会運営への転換を図るためのツールとして、サステナビリティガイドラインを2年前に導入し、今回、リーズ大会がワールドトライアスロン主催大会で初めてゴールド認定を受けることになりました。
持続可能な大会運営の認証を受けるためには、すべてのステークホルダーと協力して、ガバナンス、人員配置、会場とインフラ、宿泊、調達、移動、エネルギー、ケータリング、廃棄物管理、水管理、生物多様性、健康的ライフスタイル、商品化計画、意識啓発、コミュニケーションといった多岐にわたる領域で指針に従って対策を講じなければなりません。
リーズのLOCは、持続可能な方法で伐採された木材を利用したメダルや、再生プラスチックでフィニッシャーギフトを作るといった目に見える対策だけでなく、廃棄物削減のためにフィニッシュエリアやエイドステーションでも変更を加え、来場する人たちの移動にカーシェアリングを推奨したり、リーズ大学と協力して寄付やウェアをリサイクルするプロジェクトを実施するなど、大会のあらゆる側面で持続可能な取り組みを実施しています。
こうした取り組みは、トライアスロンだけでなく地球環境の未来にとって重要な一歩となり、今後も努力を持続させていくことが必要です。

World Triathlonニュース原文:
https://www.triathlon.org/news/article/wtcs_leeds_awarded_with_the_gold_certification_of_sustainability

ワールドトライアスロン大会運営者のためのサステナビリティガイドライン:
https://www.triathlon.org/uploads/docs/ITU_Sust_v7_20201020_new_livery1.pdf

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