全盲女性トライアスロン完走
兵庫県トライアスロン協会の渡邊理事長(JTU参与)から、「グリーンピア三木トライアスロンフェスティバル2010(6月27日開催)」で全盲の女性選手(大阪府職員)が完走した報告がありました。 <電子版ニュース報道の一部> ◎参加選手への依頼文=《本大会ご参加の皆様へ》 この度は、本大会に御参加いただき、ありがとうございます。さて、本大会に視覚障害者(女性)が、初心者部門に参加されます。 昨年春に参加希望の打診をいただきましたが、その時点ではトレーニングが十分ではなく、障害者受け入れの可能性があることに期待をかけ、その後、本大会が目標となり、3種目のトレーニングを積み重ね、今年、チャレンジされることになりました。 レースにおいては、ビブスを着用したベテラントライアスリート(男性)が、伴泳、伴走いたします。バイク部門では、タンデム(2人乗り用)車を使用して走ります。トレーニングを積まれ、コース下見を行い、競技運営の打ち合わせも行ってはいますが、なにぶん、初めてのレースでもありますし、また競技運営側も聴覚障害者や知的障害者の経験はありますが、視覚障害者の受け入れは初めての経験でもあります。くれぐれも事故がないような走行をお順いしております。もちろん、審判団は最善の注意を払いますが、参加者の皆様におかれましても、レース中の御配慮をよろしくお願いする次第であります。 なお、私共が加盟している社団法人日本トライアスロン連合としても、オリンピック参加競技団体として、近い将来でのパラリンピックヘの参加を視野に入れておりますこと、お知らせいたします。何とぞ、皆様の御協力をよろしくお願い申し上げます。 2010年6月27日 |
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