International Triathlon Union

基本的責務と遵守事項(依頼)

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昨今のニュースでスポーツ関係者・選手の賭博行為あるいはこれに類することが報道されています。これらにより社会的制裁を受け、時に選手生命が閉ざされことがあります。
ついては、次のことを理解し遵守するよう改めてお願いします。加盟団体そしてJTU強化関係各位におかれては、選手への指導徹底を再度お願いします。

【基本的責務と遵守事項に係る依頼事項】
トライアスロン、パラトライアスロン、デュアスロン、アクアスロン及びそれらの関連マルチスポーツ(以下、これらを総称して「トライアスロン」と呼ぶ)の選手そして役員・コーチ及び関係者は、公益社団法人日本トライアスロン連合(JTU)の一員として、JTU定款の第3条(※1)に規定する目的を達成するためにJTU諸規定・倫理規定(※2)ならびに日本体育協会、日本オリンピック委員会などの関連団体の諸規定・ガイドライン(※3)、そして法令を遵守するとともに、社会的常識を踏まえ、公正かつ誠実に活動し職務を履行する。

1. 強化活動中はもとより、日常においても、各国・地域の文化、習慣、 歴史をよく理解し、これを尊重する。トライアスロン競技を通じ、国内外で友好を促進し、国際親善に貢献する。

2. 選手のみならず関係するすべての人権を尊重し、人種、信条、性別、社会的身分、宗教、国籍、年齢、心身の障害等に基づく差別をしない。

3. 自らの社会的な立場を認識し、自らを律し、トライアスロン競技活動及びオリンピックムーブメント活動の精神を汚すことなく、トライアスロン及びJTUへの信頼を得られるよう責任ある行動をとる。

4. 公私の別を明らかにし、職務やその立場や地位を利用して斡旋、強要をし、また、不当に自己の利益を図らない。

5. 補助金、助成金等の経理処理に関し、公益法人会計に基づく適正な処理を行い、他の目的への流用や不正行為を行わない。

6. 関係者個人の名誉を重んじ、第三者のプライバシーを守る。
7. 暴力、暴言、脅迫、威圧等の暴力的行為や、全てのハラスメント行為、賭博行為等の反社会的な行為を行わない。さらに、ドーピングを含む薬物乱用の防止に努める。

 

※1)/jtu/pdf/JTU-teikan120401.pdf
※2)/jtu/pdf/rinrikitei.pdf
※3)/news/2013/pdf/rinri-guidline.pdf

 

参考)基本的責務と遵守事項・2013/11/26発信※)JTUウェブサイト掲載済。
https://www.jtu.or.jp/news/2013/11/26/11533/

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