2009蒲郡ITUコンチネンタルカップレース速報
6月14日(日)、NTTトライアスロンジャパンカップランキングイベント/蒲郡ITUトライアスロンコンチネンタルカップが、愛知県蒲郡市の蒲郡競艇場をメインとする特設コースで開催された。 12時にスタートした女子は、スイムを得意とする崎本智子(日本食研)が序盤から勢いを見せ、20分45秒でスイムフィニッシュ。僅差で西麻依子(湘南ベルマーレ)、太田麻衣子(稲毛インター)、菊池日出子(チームブレイブ)らが後を追い、20分台に9名の選手がトランジションへと向かった。 バイクでは、菊池、太田、崎本、高木美里(レオパレス21)の4人がレースをリードしていく。あとを追う田中敬子(NTT西日本・NTT東日本/スカイタワー58)、川口 綾巳(ウィングスTC)、ジャオ・シャンピン(中国)らと徐々に差を広げ、その後、高木を抜いた3人が、後続と1分以上の差をつけトランジションに飛び込んだ。 ランに入っても、崎本、菊池、太田の3人が依然強さを見せる。崎本が先頭で第1集団を引っ張る形で第2集団との差を広げる。結果、最後まで自分のリズムで走り抜いた崎本がトップでフィニッシュ。2位は菊池、3位は太田となった。 午後1時55分スタートの男子は、平野司(大阪府協会)が18分54秒でスイムを1位通過。その後、6秒差で山本良介(トヨタ車体)、9秒差で疋田浩気(静岡県協会)が続く。そのすぐあとをダン・ロビンソン(オーストラリア)が追う形でバイクへと移った。 バイクに入ると、山本が圧倒的な強さを見せる。韓国のヘオ・ミン・ホと先頭交代を続けるも、3周回目から山本が飛び出し、一人でレースを引っ張っていく。下村幸平(JSS深井)、吉越慎吾(愛知県協会)、佐藤治伸(日本食研)らで形成された第2集団が後を追うも、1分弱の差をつけて山本がトップでバイクを終えた。 ランでは、山本がさらに勢いを上げ、後続との差を開いていき、結果、山本が1時間46分50秒と2位と2分もの差をつけて優勝。同大会での三連覇を達成した。2位には高濱邦晃(チームコラテック・ボディチューン)、3位には下村が入った。 また、同日午前8時10分より開催された蒲郡オレンジトライアスロンは、以下の結果となった。 <エイジ部門> <スーパースプリント部門> <スプリント部門> <学生部門> <蒲郡市民部門> なお、このレースの模様はフォトギャラリーで見ることができます。 <選手コメント>
○山本良介(トヨタ車体) <この記事へのお問合わせ> |
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