International Triathlon Union

トライアスロンエイジグループ・ナショナルチャンピオンシップシリーズFAQ(よくあるお問い合わせ)

更新日:2025年1月30日

「NTTトライアスロンエイジグループ・ナショナルチャンピオンシップシリーズ」に関するよくあるお問い合わせをご紹介しています。

※詳細をご覧になるには、項目名(+)をクリックしてください

エイジNCSポイントシステムとは

『NTTエイジグループ・ナショナルチャンピオンシップシリーズ(エイジNCS)』とは?

『NTTエイジグループ・ナショナルチャンピオンシップシリーズ(エイジNCS)』とは、本ランキングは、2022年よりリニューアルされました。シリーズ対象大会で完走した全選手にポイントを付与し、5歳刻みのエイジグループの中で「年間ランキング」および「年間チャンピオン」を決定するランキング制度です。
ランキングは競技種別毎に3つに分かれます。

ポイントシステムについて教えてください

各年代別1位には1,000pt、2位以降は1位選手とのタイム差により獲得ポイントが決まります。
タイム差による差分ポイントは次のタイムテーブルから計算されます。

SDランキング 1分=15pt(1秒=0.25pt)
SPランキング 1分=30pt(1秒=0.5pt)
LDランキング(ロング) 1分=3pt(1秒=0.05pt)
LDランキング(ミドル) 1分=5pt(1秒=0.08pt)

タイム差がどれだけついても(大会側の規定した制限時間内に)完走すれば最小『1pt』が獲得できます。
※日本エイジ選手権(SP/SD)では、各年代別1位には1,100pt付与します(2位以降は1位選手とのタイム差により獲得ポイント付与)。日本エイジ選手権(LD)では各年代別1位には1,200pt付与します(2位以降は1位選手とのタイム差により獲得ポイント付与)。
※LD対象大会において、1大会で2つの距離を実施する場合、より長い距離のレースへ最大ポイント『1,100pt』を各年代別1位選手へ付与します。
  2025年対象大会:霞ヶ浦ロング1,100Pt・ミドル1,000Pt、五島A1,100P・五島B1,000P、日本LD選手権(佐渡A)1,100P・佐渡B1,000P

SD(スタンダード大会)におけるポイント例ータイム差によるポイント計算例

選手 エイジ順位 総合記録 エイジ1位とのタイム差 獲得ポイント 計算式
15pt/min(0.25pt/sec)
A 1位 2時間00分00秒 1000pt
B 2位 2時間05分00秒 0:05:00
(300sec)
925pt =1000-(300*0.25)
C 15位 2時間30分00秒 0:30:00
(1800sec)
550pt =1000-(1800*0.25)
D 30位 3時間07分00秒 1:07:00
(4020sec)
1pt =1000-(4020*0.25)
※1以下は最小1ptを適用
E TOV
タイムオーバー
3時間31分00秒 1:31:00
(5460sec)
0pt 未完走のため
ポイントなし
F DNF
途中棄権
バイクでリタイア 0pt 未完走のため
ポイントなし

※総合記録の最小単位は秒、大会によって10分の1秒や100分の1秒の提供がある場合は10分の1秒や100分の1秒で計算します。

ポイントは、出場すればするほど増えますか?

ポイント加算の大会数には上限があります。
SDランキング:最大4大会(一部のエイジカテゴリーは最大2大会。詳細はSDランキングページ参照)
SPランキング:最大3大会(一部のエイジカテゴリーは最大2大会。詳細はSPランキングページ参照)
LDランキング:最大3大会(ロング、ミドル大会合わせた大会数)
尚、大会当日のコンディションなどにより大会が当初予定していた形で実施できなかった時はポイント数が変わります。
2種目で実施:通常ポイントから『75%分』を付与
1種目で実施:通常ポイントから『50%分』を付与
以上を条件として、獲得ポイントの高い大会から加算します。
※SDランキングにおいては、シーズンを通して9月末までの開催大会数が10大会未満の場合、大会上限数は4→2大会となります。

SD(スタンダード大会)におけるポイント例ー加算上限数によるポイント計算例

選手 出場大会 エイジ順位 獲得ポイント ポイント降順 出場大会数 加算大会数
A 石垣島 1位 1000pt 1(加算対象) SDランキングの上限数
最大4大会
横浜 5位 850pt 6
館山 2位 925pt 4(加算対象)
近江八幡 4位 975pt 3(加算対象)
福岡 1位 1000pt 1(加算対象)
野尻湖 10位 860pt 5
合計ポイント 3900pt 全6大会 4

ランキングはどこで確認できますか?

最新のランキングは大会終了後2〜3日後にホームページで更新公開します。
最新情報や実施要項は次のページから確認できます
→|スタンダードディスタンス
→|スプリントディスタンス
→|ロングディスタンス
尚、選手ご自身の最新ランキングや大会結果は『トライアスロン・マイポータル』でも確認できます。

エイジNCSの楽しみ方

特典について

次の特典を予定しています。
1)年間各年代別ランキング1位(男女)
エイジNCSチャンピオンTシャツの授与(SDのみ)
2)年間ランキング年代別1-6位
表彰状を授与(対象選手所属加盟団体へ12月頃発送予定)
3)日本代表資格
ポイントを獲得した選手は、ワールドトライアスロン・エイジグループ・ナショナルチャンピオンシップ(旧名称:世界選手権)への参加資格が付与されます。
※SD,SP,LDの日本代表選手の資格詳細に関しては https://www.jtu.or.jp/qualification/ よりご確認ください。
※日本代表選手には、日本選手団のチームジャパンユニフォームの購入が出来ます。日本選手団公式ツアーも後日案内予定。

SP/SDランキング最終戦・日本エイジグループトライアスロン選手権について

SP/SDランキング最終戦は、『日本エイジグループSD/SPトライアスロン選手権(2025/宮崎)』として開催します。またLDランキング最終戦は、「日本エイジグループLDトライアスロン選手権(2025/沖縄)」として開催します。
出場基準: https://www.jtu.or.jp/qualification/
上位選手は、晴れ舞台『日本エイジグループ選手権』への出場、そして極みである『チャンピオン』を目指しましょう!

2025年10月以降に実施されたSP/SDランキング対象大会のポイントはどのように扱われるのでしょうか。

2025年10月以降に実施されたSP/SDランキング対象大会で獲得されたポイントは、2025NTTエイジグループ・ナショナルチャンピオンシップシリーズSP/SDランキングに反映されます。
また、各年代上位選手には2026年日本エイジグループトライアスロン選手権(SD/SP)の出場権利付与を予定しています(別途発表)。
日本エイジグループSD/SPトライアスロン選手権(2025/宮崎)の出場基準に関わるポイントランキングには反映されませんので予めご承知おきください。

2025年7月以降に実施されたLDランキング対象大会のポイントはどのように扱われるのでしょうか。

2025年7月以降に実施されたLDランキング対象大会で獲得されたポイントは、2025NTTエイジグループ・ナショナルチャンピオンシップシリーズLDランキングに反映されます。
また、各年代上位選手には2026年日本エイジグループトライアスロン選手権(LD)の出場権利付与を予定しています(別途発表)。
日本エイジグループLDトライアスロン選手権(2025/沖縄)の出場基準に関わるポイントランキングには反映されませんので予めご承知おきください。

エイジNCSランキングの楽しみ方について教えてください

2022年よりSD/SP/LDの各対象大会に出場した完走選手全員へポイントを付与し各カテゴリー毎のランキングを発表しています。これまで通り、出場大会での順位を楽しむのに加え、ご自身のエイジグループにおけるポジションを知り、仲間との成績比較や、目標設定に活用ください。

世界選手権(ワールドトライアスロン エイジグループ選手権)への出場基準はどうなりますか?

より多くのエイジアスリートが世界にチャレンジできる機会を作るために、エイジNCS対象大会(SD、SP、LD)でのポイント獲得選手全員に世界選手権(SP、SD、LD)への出場権利を付与します。皆さんの世界へのチャレンジを応援しています。
出場基準:https://www.jtu.or.jp/qualification/

高校生が出場した場合、ポイントはどうなりますか?

12月31日時点でSPは16歳以上、SDは18歳以上の出場選手には、ポイントが付与されます。また、2023年からは高校生ランキングもスタートしています。
エイジNCS・SPカテゴリーに参加した高校生には、エイジNCS・SPポイントとともに高校生ランキングポイントの両方が付与されます。(15歳の選手が出場した場合、高校生ランキングポイントのみ付与)
高校生ランキング:https://www.jtu.or.jp/rank/category/highschool/

高ポイントを狙うには

各大会でのポイント付与について

大会での獲得ポイントは、各エイジグループ1位とのタイム差から決まります。
そのため同じエイジグループの選手に抜かれても焦らないこと。
後の選手と離れているからといってチカラを抜いてはダメ。
あなた自身のレースに集中することが大切です。
最後までベストパフォーマンスでフィニッシュしましょう!

ポイント獲得に欠かせないこと

まずは、『完走』することがポイント獲得には欠かせません。
『完走』しなければポイントは付与されません。
DNF(リタイア)やTOV(タイムオーバー)、DSQ(失格)はノーポイントです。
スイムSKIPもノーポイントとなりますが、勇気ある選択は称賛に値します。
大会によってはスイム時の安全対策として「瞬間膨張式浮力具(チューブ)」の使用が認められていますので大会側に確認してみましょう。
最後に、ペナルティを受けるとタイムが加算してしまうので十分に気をつけましょう。

大会選びも大事な要素

出場大会選びから戦略を練りましょう。
「ご自身の得意を活かせる大会」や「自分と相性の良い大会」など高ポイントが期待できる大会、「同日に複数開催がある大会」などは出場選手が分散するので高ポイントが期待できるかもしれません。
ご自身に合った大会選びを行い、ぜひ戦略を練ってみてください。
また、ポイント加算大会数には上限がありますので、できるだけ多くの大会数を予定しておくのも有効です。各大会日程の最新情報はこちら
→|スタンダードディスタンス
→|スプリントディスタンス
→|ロングディスタンス

同ポイントの場合、ランキング順位はどうなりますか?

同じエイジグループの選手が同タイムだった場合、獲得ポイントは同じになります。
ただし、リザルト上では写真判定や目視判定等で順位差がつくことがあり、その順位がランキングに適応されます。リザルトタイムの最小単位は「秒」ですが、10分の1秒や100分の1秒まで提供された場合は、10分の1秒や100分の1秒でポイント計算されます。合計ポイントが同じだった場合は、次の仕様に従いランキング順位差をつけます。
①加算大会数(昇順)、②エイジ順位(加算)、③各年代の出場者数、④各大会の出場者数
※全カテゴリー(SD、SP、LD)共通

<SDで同ポイントだった場合>
①加算大会数(昇順)の例
“SD50-54歳カテゴリーで4大会終了時点で同ポイント(3,000P)だった場合
A選手 C大会:800P、D大会:400P、E大会:800P、F大会:1,000P→加算大会数:4大会
B選手 G大会:1,000P、H大会:1,000P、I大会:1,000P→加算大会数:3大会
上記ケースは、B選手のほうが加算大会数が少ないため、ランキング上位とする。”

②エイジ順位(加算)の例
“SD50-54歳カテゴリーで4大会終了時点で同ポイント、加算大会数も同じだった場合
A選手 C大会:50-54歳カテゴリー1位、D大会:50-54歳カテゴリー5位、E大会:50-54歳カテゴリー12位、F大会:50-54歳カテゴリー2位→エイジ順位加算数:20
B選手 G大会:50-54歳カテゴリー1位、H大会:50-54歳カテゴリー15位、I大会:50-54歳カテゴリー3位、J大会:50-54歳カテゴリー5位→エイジ順位加算数:24
上記ケースは、A選手のほうがエイジ順位加算数が少ないため、ランキング上位とする。”

③各年代の出場者数の例
“SD50-54歳カテゴリーで4大会終了時点で同ポイント、加算大会数・エイジ順位(加算)も同じだった場合
A選手 C大会:50-54歳カテゴリー完走者50名、D大会:50-54歳カテゴリー完走者100名、E大会:50-54歳カテゴリー完走者50名、F大会:50-54歳カテゴリー完走者70名→合計270名
B選手 G大会:50-54歳カテゴリー完走者50名、H大会:50-54歳カテゴリー完走者80名、I大会:50-54歳カテゴリー完走者30名、J大会:50-54歳カテゴリー完走者50名→合計210名
上記ケースにおいては、A選手の出場した大会のほうがカテゴリー出場者数が多いため、ランキング1位とする。「カテゴリー出場者数」による判定は、出場者数が多い方が、1位を取るのが難しかっただろうとの判断から、このような順位づけを採用しています。”

④各大会の出場者数の例
“SD50-54歳カテゴリーで4大会終了時点で同ポイント、加算大会数・エイジ順位(加算)、エイジ年代出場数も同じだった場合
A選手 C大会:全出場者500名、D大会:全出場者150名、E大会:全出場者300名、F大会:全出場者400名→合計1,350名
B選手 G大会:全出場者550名、H大会:全出場者1,000名、I大会:全出場者300名、J大会:全出場者100名→合計1,950名
上記ケースにおいては、B選手の出場した大会のほうが大会総出場者数が多いため、ランキング1位とする。「総出場者数」による判定は、総出場者数が多い方が、1位を取るのが難しかっただろうとの判断から、このような順位づけを採用しています。”

「日本エイジグループSD/SPトライアスロン選手権」での特別ポイントについて

「日本エイジグループSD/SPトライアスロン選手権」では、通常大会より1位のポイントが高く設定されています。
通常大会:1位 1000pt
日本エイジグループSD/SP選手権:1100pt
最終戦までの最高得点は 1位×4大会=4000pt ですが、このままではチャンピオンは確定されません。
最終戦終了後の最高得点は4100ptとなるからです。
SP/SDランキングチャンピオンは、 日本エイジグループSD/SP選手権で決まる確率が高くなります。

「日本エイジグループLDトライアスロン選手権」での特別ポイントについて

「日本エイジグループLDトライアスロン選手権」では、通常大会より1位のポイントが高く設定されています。
通常大会:1位 1000pt(LD/MD併催大会におけるLDでは1,100pt)
日本エイジグループLD選手権:1,200pt
最終戦までの最高得点は 1位×3大会=3300pt ですが、このままではチャンピオンは確定されません。
最終戦終了後の最高得点は4500ptとなるからです。

よくある質問

ポイント取得には複数大会の参加が必要でしょうか?

1大会の参加からポイント獲得が可能です。

エイジNCSランキングの年代カテゴリーはどのように決まりますか?

12月31日時点年齢により決まります。
大会開催日時点年齢でエントリーされていた場合は、12月31日時点年齢でポイント付与を行います。
SD・LD:18-19・20-24・25-29・30-34・35-39・40-44・45-49・50-54・55-59・60-64・65-69・70-74・75-79・80-84・85-89・90-
SP:16-19・20-24・25-29・30-34・35-39・40-44・45-49・50-54・55-59・60-64・65-69・70-74・75-79・80-84・85-89・90-

日本エイジグループ選手権は、ポイント対象となる大会数とは別に、さらに上乗せでポイント獲得できるのでしょうか?

日本エイジグループ選手権を含めたSDで4大会、SPで3大会、LDで3大会がポイント対象となります。

日本エイジグループ選手権への参加資格について教えてください

日本エイジグループ選手権出場権利のロールダウンはありますか?

ロールダウンはございません。
出場基準に達した方のみ参加可能です。

世界選手権への参加資格について教えてください

エイジNCS対象大会にて、ポイントを取得すれば参加資格が与えられます。
出場基準:https://www.jtu.or.jp/qualification/
※上記URLページに順次公開予定
尚、世界選手権は『ワールドトライアスロン・エイジグループ選手権』として記載しています。

 

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