International Triathlon Union

2005アイアンマンジャパン五島長崎直前情報

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2005 Ironman Japan Triathlon Goto Nagasaki
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2005 Ironman Japan Triathlon Goto Nagasaki
2005アイアンマンジャパン五島長崎
22 May 2005
                                <レース直前情報>

    ハワイアイアンマン日本選手トップ谷新吾、超ベテラン宮塚、
       ロング日本チャンピオン松丸、オリンピアン西内、
                 五島長崎に初挑戦

 昨年1市5町を合併して五島市となった福江島での5回目の開催となったアイアンマンジャパン五島長崎のレースに先立ち、5月20日(木)、記者会見が行われた。
 出席したのは、昨年この大会優勝のピーター・クロプコ(ハンガリー)、昨年のアイアンマンハワイ日本選手トップでこの大会初出場となる谷新吾(愛知県協会)、昨年の日本ロングディスタンス選手権優勝し今年の宮古島トライアスロンでも優勝、この大会初出場の松丸真幸(チーム・フォード/スペシャライズド)、そしてシドニー・オリンピック、アテネ・オリンピック出場でこの大会初出場の西内洋行(福島県協会)。女子は、昨年この大会でアイアンマン初優勝を飾った堀陽子(神奈川県連合)に昨年のハワイアイアンマンでフィニッシュ直前まで堀と争い今年の宮古島でも優勝した今泉奈緒美(チームVIKING)と、トップを競う選手たちがそろった。
 久しぶりに出場する宮塚英也(栃木県協会)と同じく41歳となるクロプコは「1週間ほど前から風邪をひいているが、楽しんでレースをしたい」と余裕のコメント。谷は、「’97年琵琶湖大会以来のアイアンマンジャパン。福江島に来て花粉症になったがスタートラインに立ったらやるだけ」と力強く語った。松丸は、「調子は結構いい。このメンバーでは誰が勝ってもおかしくない。2年前の5位を超えたい」と言い、西内は、「起伏に富んだコースなので、体調がよければ飽きることなく戦えそう。ハワイの権利を取りたい」と答えた。
 そして堀は、「昨年のことは忘れて、新たな堀陽子として戦いたい。強い選手とレースをするのは自分の力を試すチャンス。ベストを尽くして勝ちたい」とチャンピオンらしい言葉を残し、今泉は「今年はこことアイアンマンハワイに絞っている。自分の力を出し切って、優勝したい」とコメントした。
 なにより注目したいのは、日本ロングディスタンス選手権を4連覇している松丸。松丸は今年4月に行われた宮古島トライアスロンに優勝しての五島長崎大会初挑戦。「いよいよアイアンマンへ本格挑戦のときとなってうれしい。このメンバーと戦えるのは、最初で最後でしょう。自分でどこまでいけるか試したい。2年前はハワイにプロカテゴリーで挑戦したが、100位以下だった。ハワイの出場権をぜひ得たい。ここでハワイの出場権を取れなかったら今年は終わり、という気持ちで戦う」と抱負を語った。
 近年まれにみる熾烈な戦いが展開しそうな今年のアイアンマンジャパンに期待しよう。

レース前はなんとなごやかな笑顔か

ハワイでぜひ戦いたいという松丸

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