蒲郡オレンジトライアスロン大会(エイジ)レポート
観戦型トライアスロンとしてシドニーオリンピックのモデルともなり、過去世界選手権、アジア選手権をはじめワールドカップ、コンチネンタルカップと国際大会も数多く開催された愛知県・蒲郡市で6月14日(日)第21回蒲郡オレンジトライアスロン大会が開催された。 東海・北陸、近畿学生選手権も同時に開催された本大会はオリンピックディスタンス(51.5km)部門で276名、学生選手権119名、スプリント23名、スーパースプリント25名、蒲郡市民の部6名がスタートし、梅雨の晴れ間の大会を楽しんだ。 男女とも昨年のエイジランキング上位が顔をそろえ、午後開催された蒲郡ITUトライアスロンコンチネンタルカップに劣らぬ白熱したレースが展開された。 女子は天草大会終了時点で総合ランキング2位の大塚真由美(学連)が2位以下に40秒の差をつけスイムをフィニッシュするが、2年半ぶりのレース復帰となる元社会人クラブチーム所属の高橋梨香(愛知)がバイクで逆転しトップでフィニッシュ。高橋に続き大塚、大会前週の東海ブロック選手権で優勝した草薙久美子(愛知)、そして昨年ランキング優勝の松本華奈(島根)と天草大会2位の平松智子(愛知)が同時にランへスタート。勝負はランへ。 ラン途中で大塚がリタイア、高橋も久しぶりのレースでペース配分が狂ったかランで後退。草薙も平松も連戦の疲れか思うようにスピードが上がらない。そんな中終始自分のペースを保ち得意のランで松本が4人を抜き優勝!一気にエイジランキング6位からトップに躍りでた。 しかし中井は終始好調な走りで逃げ切り大会2連覇を達成!ランキングも3位から1位になった。 年代別は石垣大会に続く優勝を狙った酒井吉信(愛知・60才)だったが地元有力選手におよばず3位。渋谷(愛知)が4位、中島(富山)が5位と60代は石垣大会上位者が入賞を果たした。 その他の主な年代別トップポイント獲得選手は以下の通り。40代女子・小島憲子(愛知)、50代女子・加藤博美(愛知)、30代男子・戸田琢(愛知)、50代男子・渡辺靖博(愛知)、60代男子・三宅光章(愛知)、70代男子・水野達雄。 また元日本チャンピオンの小嶋基史(愛知)が小嶋珠子(愛知)と夫婦で年代別入賞を飾った。 蒲郡競艇場を泳ぐスイム バイクへスタートする選手たち 女子トップでフィニッシュする松本華奈(島根) 喜びを全身で表現!? お孫さんの手を引いてフィニッシュ 地元蒲郡信用金庫トライアスロンクラブの安藤敏博(愛知) 女子入賞選手たち(左から松本、平松、高橋、草薙、中原) 70才男子入賞の左から水野達雄(愛知・73才)、萩原修二(愛知・70才) |
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