2009NTTジャパンカップ村上・笹川流れ大会レース速報
6月28日(日)、2009NTTトライアスロンジャパンカップ第4戦/2009村上・笹川流れ国際トライアスロン大会が、新潟県村上市の瀬波温泉海岸と笹川流れ、村上市内をコースに行われた。 男子スタートは午前9時30。長谷川裕一(神奈川県連合)と小池賢(千葉県連合)が20分52秒の同タイム。その後ろに、外山高広(東京都連合)と吉越慎吾(愛知県協会)が2秒遅れの同タイム。1秒遅れて、井上一輝(東京都連合)が続いた。 バイクでは、上記の5名が第1集団をつくってレースをリードした。後続を寄せ付けずに40kmを走りきり、ランへのトランジションに入った。第2集団とは約2分半の差。第2集団と第3集団は、約2分半の差だった。
ランでは、序盤は長谷川がリード。それを追うのは、外山、井上、吉越。小池はやや遅れてしまう。しかし中盤、外山が下がり始めると、長谷川もずるずると後退。小池が盛り返し、優勝争いは井上、小池、吉越に。最後の2kmで吉越がリードし、1時間57分10秒のタイムでNTTジャパンカップ初優勝を飾った。2位は小池、3位は井上となった。 午前9時20分スタートの女子は、太田麻衣子(稲毛インター)が21分45秒でほかを寄せ付けないリードをつくった。後続は藤田智弥(富山県協会)が3分23秒遅れ。加瀬加奈子(新潟県連合)がそれから3秒差でバイクへのトランジションへ入った。
ランでは、自力に勝る太田がリードを広げる。結局、太田が2時間12分45秒でジャパンカップ2勝目を上げた。2位は加瀬、3位は藤田だった。 9月27日(日)に初の公開競技として行われるトキめき新潟国体トライアスロン競技、新潟県代表は、加瀬と桐生隆幸(大東文化大学)に決まった。 同時開催の全日本女子エイジ別選手権の各優勝者、男子とリレーの総合優勝者は以下の通り。 <エイジ別女子> このレースはフォトギャラリーでご覧になれます。 <選手コメント> ○太田 麻衣子(稲毛インター)スイムは予定通り。バイクで逃げたが折り返したところで追いつかれてしまった。そのあとは先頭交代を続けた。コーチに独走する力をつけてこいと言われてきたが、それは果たせなかった。ランは、いけるところまで、という気持ちで走った。バイクで一人で走る練習を積みたい。
○加瀬 加奈子(新潟県連合)スイムが終わったとき、太田選手と3分半の差だったので、バイクの10km地点で太田選手と2分差と知ったとき、縮まっていたので、このまま行こうと思った。それで、折り返してすぐに追いつけた。その後は、先頭交代を続けたが、ちぎって逃げるより、ランの脚を残そうと思った。ランでは追い切れなかった。 ○吉越 慎吾(愛知県協会)バイクに乗る前に、左足を前輪につっこんでしまって、痛かった。バイク競技中も、ランができるか不安だった。今年の日本選手権に出るためにも、ここで諦めることはできないと思って走った。競り合いはとてもきつかった。いまは子供たちの指導をしているので、いい見本がしめせたと思う。
○桐生 隆幸(大東文化大)出身は長岡。ふるさとエントリーで新潟県の代表となった。ドラフティングレースは2戦目。バイクは第2集団で4名だったが、きつかった。ランは声援が多くて励みになった。 <この記事へのお問合わせ>
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