仙台ベイITUコンチネンタルカップレース速報
7月5日(日)、2009仙台ベイITUコンチネンタルカップ/第15回宮城国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会/2009NTTトライアスロンジャパンカップランキングイベント第5戦が、宮城県七ヶ浜町の特設コースで開催された。なお、この大会は第6回日韓親善トライアスロン大会も併設している。
ランに入ると、メイダーがまずリード。2周目には田山とアムバーガーのサイドバイサイドに。その後、アムバーガーがリードして田山が展開に。田山は、50mまで差を詰めたが、最後は振り切られて、1時間51分58秒でアムバーガーが優勝。田山は2位、メイダーが3位となった。
ランでは、ジャクソンが優位に前を走ったが、マークした崎本が3周目にスパート。そのままリードを広げて、2時間6分37秒のタイムで今年の蒲郡大会に続いてジャパンカップ2勝目を上げた。2位はジャクソン。3位には、このレースのランラップ1位となる快足をとばした平出美雨(沖縄県連合)が入った。 同時開催の第15回みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会の優勝者は以下の通り。 <エイジ男女優勝> このレースはフォトギャラリーでご覧になれます。 <選手コメント> ○崎本 智子(日本食研)ランは、3周目でリードすることが作戦だった。フィニッシュ前のスプリントでは勝ち目がないと思っていた。私の名前を呼んで応援してくれるので、頑張ることができた。とにかく、諦めないで力を使い果たした。バイクの2周目で逃げたのも、ロンドンオリンピックをにらんで、積極的にいこうということだった。次のレースは、来週の大阪大会。
○平出 美雨(沖縄県連合)ランラップ1位になるような、スーパーランをしようと思っていた。ジャパンカップの表彰台は初めて。これで、強化指定選手にも入れるし、世界選手権U23の代表権が得られたのがうれしい。次のレースはアジア選手権。スイムを強化して臨みたい。 ○ジョシュア・アムバーガー(オーストラリア)昨年のこの大会は3位だったので、優勝はうれしい。2度目の七ヶ浜だから楽しんでレースができた。スイムは泳ぎやすかったし、バイクも走りやすかった。落車があって同僚がリタイアしたのは残念だった。気候が良かったので、ランの競り合いに勝てた。次のレースは、ITUハンブルクWCS大会。
○田山 寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員)アメリカ遠征の疲れが取れなくて、レース前からつらかった。七ヶ浜は好きなコースなので勝ちたかったが残念。スイムは速い選手がそろっていたし、バイクも強い選手がいて速いレースになった。しかし、そのなかでも身体がきつかった。落車は集団の半ばで起こったが、後ろにいたので巻き込まれずにすんだ。最後に50mまでつめたが、追い切れなかった。次のレースは、合宿を挟んでITUロンドンWCS。 <この記事へのお問合わせ> |
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