International Triathlon Union

ITU本部勤務(高谷氏の報告)

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東京オリンピック・パラリンピック招致委員会の国際広報を担当していた高谷正哲さんの国際トライアスロン連合(ITU)本部(カナダ・バンクーバー)勤務が決まりました。

国際トライアスロン連合就職に関して

 この度、国際トライアスロン連合の広報スタッフ(正式ポジション名:ITU Media Manager)としての採用が決まりましたのでご報告申し上げます。

 このポジションは昨年10 月23 日より一般募集があったもので、JTUからのアドバイスをいただき、数多くの候補者との競争を勝ち取ることができました。あらためて感謝申し上げます。

 今回の就職は、個人としても大きなチャレンジである一方、日本スポーツ界にとっても意義ある一歩なのではないかと考えております。前職である東京オリンピック・パラリンピック招致活動を通じて私自身が感じ、また昨今のスポーツ界でも話題となっている国際舞台における日本の人材不足。

 現在、オリンピックプログラムスポーツの26 競技団体(2016年より28競技団体)において、日本人の国際競技連盟職員というのは非常に希な存在であり、この仕事を通じ、オリンピックファミリー・トライアスロンファミリーとの厚い人間関係の構築が期待できます。

 自分自身、学生時代はトライアスリートとしてこの競技に打ち込み、今の精神力や体力をこのスポーツを通じて培って参りました。今回の仕事を通じて、この競技のすばらしさや魅力を世界中の人に伝え、トライアスロン・ムーブメントの発展に貢献できることは大きな喜びです。積極的に業務に取り組み、一日も早く関係者の信頼を得て、競技の普及・発展に尽力して参る所存です。

 今後、1 月と2 月については、本部と日本を行き来しながら業務を開始し、完全に移動してのフルタイムでの業務は3 月から開始の見込みとなっております。2010 シーズンの開幕も目前まで迫ってきており、取り組むべきことが既に数多く見えてきておりますが、将来の日本のオリンピック/トライアスロン・ムーブメントに貢献できる人材を目指して、日々精進して参りたいと思います。

【略歴】株式会社マッキャンエリクソンにて広告キャンペーン制作等に5 年間従事した後、米国シラキュース大学にてPublic Relations(広報)の修士号を取得。帰国後、大阪世界陸上にてインターン。2007 年11 月より東京オリンピック・パラリンピック招致委員会にて国際広報に従事。学生時代は慶應義塾大学トライアスロン部所属。2000 年ITU 世界デュアスロン選手権出場。

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