International Triathlon Union

審判用ホイッスル(依頼)

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最近の大会現場からの報告を受け、審判委員会(川添勝委員長)より次の依頼がありました。

 

1)ホイッスルの携帯不備が目立つ。基本は審判自身が持参する。必要に応じ大会主催者でも予備を用意する。

 

2)国際大会では、バイクコース上の審判員が集団の通過を知らせるためにホイッスルを使用している。観客や交通量が多い日本選手権(東京港)ではホイッスルは必需品である。

 

3)バイク選手の進行に合わせ、ホイッスルをつないでゆく。これにより周辺のスタッフや観客が競技進行を察知する。この担当は、公認審判員でなくとも事前講習により対応できる。

 

4)不必要なホイッスルは慎む。手先がブレーキにかかっていれば選手は前方に注意し、ブレーキング体制にある。選手の目線が前方コーナーに行っていれば、これを察知している。

 

5)バイクコースを通過する観客と選手の接触事故の報告もあり、防止にはホイッスルの使用が簡易で有効である。

 

<備考> フラッグ(赤旗)の使用について、ITUはウェッサイト「Event Organisers Manual」Part C:Technical Operationsの「Bike course Personnel」で具体的な使用基準を定めている。

http://www.triathlon.org/about/downloads/
http://www.triathlon.org/images/uploads/eom3-techops-eventsdepartment-20100331.pdf

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