International Triathlon Union

第5回JTUトライアスロン・パラトライアスロン フォーラム開催報告

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第5回JTUトライアスロン・パラトライアスロン フォーラム 開催報告
2016年2月6日(土)・7日(日)コンベンションホールAP浜松町(東京都)

本フォーラムは第一部を「国際トライアスロン・メディカル・シンポジウム(日米大会現場からの報告)」 、二日目の第二部を「JTU大会ディレクター会議&トライアスロン・パラトライアスロン ビジネスジャパン (日本トライアスロン産業振興会)」と題し、二日間にわたり行われました。大会安全対策をテーマとした第一部では、米国トライアスロン連盟からローレンス・クレスウェルメディカルドクターを招へいし実施し、米国での事故の事例や対策など、日米の情報の比較を行い、対策方法の議論を行いました。第二部のビジネスフォーラムでは一般の参加者動向、パラトライアスロンの事業報告と普及のための意見交換を行いました。ローレンスドクターから海外での事例を提供いただくことで、国内の情報共有のみならず、国際的な視点で議論することができました。加盟団体をはじめ大会主催者、メディカルドクター、選手、指導者、メディア等、全国各地からトライアスロン関係者が集まり、議論を行いました。

実施概要

会場:コンベンションホールAP浜松町 (〒105-0011 東京都港区芝公園2-4-1芝パークビルB館地下1F)
主催:公益社団法人日本トライアスロン連合(JTU)
後援:スポーツ庁、公益財団法人日本体育協会、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)、
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会
特別協力:国際トライアスロン連合(ITU)、アジアトライアスロン同盟(ASTC)、米国トライアスロン連盟(USAT)
協力:一般社団法人 東京都トライアスロン連合(TMTU) 、 トライアスロン・ルミナ(シーオス株式会社)、青山トライアスロン倶楽部
*スポーツ・フォー・トゥモロー認定事業
参加人数:149名(2月6日:84名、2月7日:65名)

2016年2月6日(土)第1部:セッション・ワン(1)
「国際トライアスロン・メディカル・シンポジウム(日米大会現場からの報告)」

國分孝雄JTU会長による開会の挨拶に続き、ローレンス・クレスウェル博士(米国トライアスロン連盟(USTA)メディカルドクター、ミシシッピーメディカルセンター心臓外科医)の基調講演「Triathlon Fatalities: the USA Triathlon Experience」が行われ、2003年から2011年までUSATが経験した死亡事故を検証した「USAT医療レビューパネル」での研究結果内容を中心に、発表されました。
その後、笠次良爾JTUメディカル委員長による国内過去35年間に国内トライアスロン関連大会で発生した死亡事例に関する報告が行われた後、ローレンス・クレスウェル博士、笠次良爾(JTUメディカル委員長)に加え、大会主催者の立場として川内博(一般財団法人佐渡市スポーツ協会)、メディアの立場
として村山友宏(トライアスロン・ルミナ編集部)、ライフセーバーの立場として篠田敦子(日本ライフセービング協会公認インストラクター)を加え、大塚 眞一郎JTU専務理事をコーディネーターとし、
大会での安全管理に関するパネルディスカッションを行いました。質疑応答でも、多くの質問が寄せられ、活気あるセッションとなりました。

2016年2月7日(日)第2部 セッション・ツー(2)
「JTU大会ディレクター会議&トライアスロン・パラトライアスロン ビジネスジャパン (日本トライアスロン産業振興会)」

二日目のビジネスフォーラムでは「メディカル委員会からの提案-より安全な競技環境構築へ向けて-」と題し、笠次良爾JTUメディカル委員長から報告から始まり、 「エイジグループの普及活動」 斉藤大輝(JTUエイジグループ普及委員長 )、「パラトライアアスロン対策チームからの報告」 富川理充(JTUパラリンピック対策チームリーダー)と各委員長から、エイジグループの普及活動とパラリンピック対策チームの活動報告が行われました。最後に大塚眞一郎(JTU専務理事/ITU理事/ASTC副会長/JOC理事)から「2020年向けたJTU取組み」の報告が行われ、 森崎俊紘JTU副会長の閉会の挨拶で2日間のフォーラムを閉会しました。

2016年2月6日(土)第1部:セッション・ワン(1)
「国際トライアスロン・メディカル・シンポジウム(日米大会現場からの報告)」
13:00~13:08 開式
國分孝雄(公益社団法人 日本トライアスロン連合(JTU)会長)
13:08~14:26 基調講演:「Triathlon Fatalities: the USA Triathlon Experience」
ローレンス・クレスウェル博士
(USTAメディカルドクター、ミシシッピーメディカルセンター心臓外科医)
講演資料はこちら
14:40~15:09 報告:「過去35年間に国内トライアスロン関連大会で発生した死亡事例の検討」
笠次良爾(公益社団法人 日本トライアスロン連合(JTU)メディカル委員長)
講演資料はこちら
15:09~15:20 休憩
15:22~17:32 パネルディスカッション
 「大会での安全管理の考察」
パネリスト:
・ローレンス・クレスウェル博士(USTAメディカルドクター、ミシシッピーメディカルセンター心臓外科医)
・笠次良爾(JTUメディカル委員長)
・川内博(一般財団法人佐渡市スポーツ協会)
・村山友宏(トライアスロン・ルミナ編集部)
・篠田敦子(日本ライフセービング協会公認インストラクター)
コーディネーター
大塚 眞一郎
公益社団法人 日本トライアスロン連合(JTU)専務理事、(公財)日本オリンピック委員会(JOC)理事、
国際トライアスロン連合(ITU)理事、アジアトライアスロン同盟(ASTC)副会長
17:32~17:37 総括 : 笠次良爾(JTUメディカル委員長)
17:40~ 閉会
17:50~19:30 意見交換会(同会場)
2016年2月7日(日)第2部:セッション・ツー(2)
「JTU大会ディレクター会議&トライアスロン・パラトライアスロンビジネスジャパン(日本トライアスロン産業振興会)」
10:00~10:05 開式
10:05~11:35 報告:「メディカル委員会からの提案-より安全な競技環境構築へ向けて-」
笠次良爾(JTUメディカル委員長)
講演資料はこちら
11:40~12:05 報告:「エイジグループの普及活動」
斉藤大輝(JTUエイジグル―プ普及委員会)
講演資料はこちら
12:05~13:30 昼食休憩
13:30~14:15 報告:「パラトライアアスロン対策チームからの報告」

富川JTUパラリンピック対策チームリーダー
講演資料はこちら

14:15~14:30 休憩
14:30~15:15 報告:「2020年向けたJTU取組み」
大塚眞一郎JTU専務理事
15:16~15:20 閉会
森崎俊紘(公益社団法人 日本トライアスロン連合(JTU)副会長)
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