International Triathlon Union

リオ五輪代表選考 「女子3枠の戦い・男子出場権確保への道」  

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リオデジャネイロ五輪トライアスロン日本代表選考大会
「女子3枠の戦い・男子出場権確保への道〜4月9日(土)〜」

トライアスロン競技の五輪日本代表決定までの道のりがクローズアップされていることからその現状をお伝えします。

 

*日本代表女子枠は、一か国に与えられる最大枠の3名をほぼ確保している状態の中で残り2試合(4/9 WTSゴールドコースト、4/23 WTSケープタウン)で代表選手が決定します。

その中で史上例を見ない熾烈な選考が行われています。

 まずは、昨年(2015)から始まった選考レースでは、8月のリオ五輪プレイベントで高橋侑子選手が14位で日本人1位、9月の世界シリーズGFシカゴ大会で上田藍選手が8位と、ともに内定を取り付けるには至っていない状態です。

 そして今年(2016)の選考レース第1戦のWTSアブダビ大会では、有力候補の一人の井出樹里選手の落車などがあり、日本人選手の結果は、内定内々定に届きませんでした。しかし、9人いた候補選手が徐々に絞られており、ゴールドコーストとケープタウンに出場資格がある選手が上田選手・高橋選手・佐藤優香選手(2010ユース五輪金メダリスト・2020東京招致最終プレゼンテータ―)・井出選手(ケープタウンまでに復帰し、一発勝負)・加藤友里恵選手・蔵本葵選手に絞り込まれました。
 泣いても笑っても3名しか出れないリオ五輪女子日本代表は、残り2試合で決着します。 その一試合目が今月9日(土)に行われるこのゴールドコースト大会となります。 (最終決着は、4月23日(日)のケープタウン大会)

 

*男子は、現在国別枠1名しか取れておらず、過去4回のオリンピックの中では、最も厳しい状態です。
 まずは、国別出場枠をもう一名増やすためのポイント大会に果敢に調整していますが、結果は厳しいばかりです。
 その中で選考試合であるゴールドコースト、ケープタウンを経て、アジア枠のかかったアジア選手権廿日市大会に臨みます。
(この大会で国別1枠と個人(優勝した国と個人)が決定)そして国の枠をワールドランキングで2枠・アジアで1枠(個人も決まり)
 最終は、5月14日(土)のWTS横浜大会で決定に至る予定です。

 

*JTUでは、これらの男子女子国別枠の確保と代表選手の決定選考理事会を5月19日に開催し、同日記者会見を行います。

 

*2016世界トライアスロンシリーズ開催日程
第1戦 アブダビ(UAE)3/4(金)、5(土) 
第2戦 ゴールドコースト(オーストラリア)  4/9(土)、10(日)
第3戦 ケープタウン(南アフリカ)4/24(日)
第4戦 横浜(日本)5/14(土)、15(日)
第5戦 リーズ(イギリス)6/11(土)、12(日)
第6戦 ストックホルム(スウェーデン)7/2(土)、3(日)
第7戦 ハンブルグ(ドイツ)7/16(土)、17(日)
第8戦 エドモントン(カナダ)9/3(土)、4(日)
最終戦 コスメル(メキシコ)9/11(日)〜18(日)
/race/wcs/16index.html

 

*JTUトライアスロンエリート強化指定選手
/top_athlete/index.html

 

*第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)
トライアスロン競技日本代表選手選考基準
/news/2015/150610-3.html

 

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