2018年JTUトライアスロン・エリート強化指定選手制度(発表)
[1]目的 
  この制度により、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)での目標達成のため、 
  強化指定選手を理事会が認定する。これにより、指定選手の強化活動(強化合宿や大会派遣等)における成果を高め、さらに指定選手の社会認識向上によりトライアスロン競技の広報活動を促進する。 
[2]対象選手と認定期間 
  日本国籍を有する16歳以上(該当年12月31日現在)のJTU登録選手とする。 
  本制度における「2018年」は、2017年12月1日から2018年11月末日迄とする。 
[3]認定内容と承認手順: 
  「JTUエリート強化オリンピックO-1指定選手、JTUエリート強化オリンピックO-2指定選手、JTUエリート強化A−1指定選手、JTUエリート強化A−2指定選手、JTUエリート強化B指定選手、JTUエリート強化指定C指定選手」を四半期(3カ月)ごとに選考し、理事会承認により認定する。評価にあたっては、レース展開上の諸条件や抗議・上訴などの結果を考慮する場合がある。なお、各対象大会で資格の取得・昇格があった場合は、次の大会参加を優位に進めるため、新規資格の即時適用を基本とする。 
[4]認定期間(2018年) 
  1)第1期:2017年12月1日〜2018年2月末(3カ月) 
  2)第2期:2018年3月1日〜同年5月末(3カ月) 
  3)第3期:2018年6月1日〜同年8月末(3カ月) 
  4)第4期:2018年9月1日〜同年11月末(3カ月) 
  *ITU世界トライアスロンシリーズ3位以内または世界トライアスロンシリーズ年間 
  ランキング3位以内であり、かつITU Points List50位以内の成績は、認定開始2年前 
  から新規認定前日迄の2年間を評価期間とする。 
  *上記以外の成績は、認定開始1年前から新規認定前日迄の1年間を評価期間とする。 
  *指名された選手は強化記録会および定められたナショナルチーム合宿および測定合宿へ参加すること。 
[5] 対象トライアスロン大会・記録会・ランキング(カッコ内は略称) 
  1)(WTS):ITU世界トライアスロンシリーズ 
  2)(W杯):ITUトライアスロン・ワールドカップ 
  3)(世界U23選手権):ITUトライアスロン世界U23選手権  
  4)(世界ジュニア選手権):ITUトライアスロン世界ジュニア選手権 
  5)(C杯):ITUトライアスロン・コンチネンタルカップ 
  6)(アジア選手権):ASTCトライアスロンアジア選手権 
  7)(アジアU23選手権):ASTCトライアスロンアジアU23選手権 
  8)(アジアジュニア選手権):ATSCトライアスロンアジアジュニア選手権 
  9)(日本選手権):日本トライアスロン選手権 
  10)(公式大会):JTU公式大会、国民体育大会、 
  日本スプリント選手権、日本U23選手権、日本U19選手権 
  11)(記録会):JTU認定記録会・JTU強化記録会 
  12) ITU Points List(1〜4期の各認定前・最終月曜日のITU発表の順位) 
[6]対象トライアスロン大会・記録会と評価基準 
  1) JTUエリート強化O-1指定選手 
   WTS 3位以内 
2)JTUエリート強化O-2指定選手 
   WTS 8位以内 
3) JTUエリート強化A-1指定選手 
   WTS12位以内(30%) 
   W杯3位以内(10%)、 
   世界U23選手権3位以内(10%)、 
   世界ジュニア選手権3位以内(10%)、 
4)JTUエリート強化A-2指定選手 
   WTS 16位以内(40%) 
   W杯8位以内(20%)、 
   世界U23選手権8位以内(20%) 
   世界ジュニア選手権8位以内(20%) 
5)JTUエリート強化B指定選手 
   WTS 24位以内(40%) 
   W杯16位以内(40%) 
   世界U23選手権16位以内(40%) 
   世界ジュニア選手権16位(40%)、 
   アジア選手権3位以内(10%) 
   日本選手権3位以内(10%) 
   C杯3位以内(10%) 
6)JTUエリート強化C指定選手 
   ITU Points List140位以内 
   アジア選手権8位以内(20%) 
   日本選手権8位以内(20%) 
   C杯8位以内(20%)、 
   アジアU23選手権3位以内(10%) 
   アジアジュニア選手権3位以内(10%)、 
   公式大会 3位以内(10%) 
   JTU記録会5.5級以上 
<全体条件1>1位タイムから、男子2.5%、女子4%以内で完走 
  <全体条件2>( %)は「順位÷スタート人数」の順位率以内で完走 
[7]JTU強化指定への資格等の授与(詳細は別基準・規定) 
  1)JOCオリンピック強化指定選手への選考資格(6名以内基本) 
  2)ITU世界トライアスロンシリーズ、ワールドカップ、海外コンチネンタルカップの出場推薦資格(派遣基準)は別規定 
  3)JTU公式大会(国体、日本選手権、日本U23・U19選手権を除く)出場資格 
  4)大会主催者招待枠の優先出場資格 
  5)強化合宿(国内・海外)、強化記録会、測定合宿への参加資格(別規定) 
  6)強化全般の各種支援 
[8]補則 
  1)「JOC派遣の国際総合競技大会」の評価は、別に審議し決定する。 
  2)WTS、WC出場についてはオリンピック対策チームにて派遣選手を決定しITUへ推薦する。 
  3)強化指定選手ランクは参考であり評価の一つとして判断する。ランク順に関わらず選手選考をする場合がある。 
  4)「世界トライアスロンシリーズランキング」の評価は、別に審議し決定する。 
  5) 派遣規定(ユニフォーム含む)は別に定める。 
  6)O指定選手への補助金などの支援体制は別に定める。 
  7)指名された選手はナショナルチーム合宿、強化記録会、測定合宿への参加が義務付けられる。 
  8)荒天や災害などにより距離・種目の変更された場合、レース中の予期せぬ事故や上位選手の失格などで順位繰上げがあった場合は、オリンピック対策チームで審議し評価を決定する。 
  9) オリンピックディスタンスおよびスプリントディスタンス以外のITUトライアスロン公式大会が開催された場合は、オリンピック対策チームで審議し評価を決定する。 
  10) 引退届出選手への各種支援は、届出時期を含む認定期間をもって終了とする。 
<2017年 第4回理事会 承認>
=以上=
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