International Triathlon Union

トライアスロン・ジャパン意見交換会議レポート(4月30日開催)

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トライアスロン・ジャパン意見交換会議
日時:2020年4月30日(木)15時から17時30分
出席者:トライアスロン関係者80名(都道府県・学生競技団体・JTU関係者=80名
方式:事前アンケートとWEB会議方式

新型コロナウィルス感染拡大における国内トライアスロン界の影響に関し、情報共有と課題抽出、そしてその対策に関し協議するとともにそれぞれの活動の維持や再開時の問題(メディカル・技術のガイドライン)などに関しての意見交換を目的に国内トライアスロン関係者一同に御参集を頂きました。

会議では、トライアスロンとしての危機管理ポリシーの確認、全国各地域の状況報告と対策の確認、トライアスロン事業・組織運営等の影響の確認を「困っていること」「課題」「要望」の3つのテーマを事前にアンケートを行い、回答を配布するとともに当日の意見交換に進みました。事前アンケートからは、「国民体育大会」「選手強化(練習活動)」「トライアスロン競技者・登録者の減少」「財務」の質問が多数寄せられた。
トライアスロンファミリーの原則では、過日に発信した「トライアスロンを愛する人への-メッセージ」にあるように日本国政府発令の対策対応に準じる自粛体制を保つことを大前提にトライアスロンだらか出来ることや、再開後の対応まで幅広く意見交換が及びました。頂いた意見趣旨をまとめると以下となります。

1.課題等
・かごしま国民体育大会選考対象大会や記録会の開催自粛による選手選考
・都道府県競技団体の選手強化、危機管理ポリシー
・都道府県競技団体への登録者推移、施策
・審判講習会の受講対応
・都道府県競技団体登録費に関する対応
・大会の開催可否の判断基準(地域状況、医療施設数、地元行政と協議)
・「事業計画」「予算計画」基本政策
・定例理事会・評議員会の開催方法
・県強化費補助金の事業変更
・登録減少における財務

4.要望
・加盟団体支援交付金制度の活用
・新規の大会立上げの支援(自治体・スポンサー・技術・国際・募集対応など)
・高校総体(インターハイ)への参入や国体の少年の部参入の今後の方針
・全国ブロック、理事会・総会等の会議実績の確認、開催方法
・ウェブ活用のイベントやコンテンツ等今後の展開方針(トレーニング方法、オンラインやバーチャル大会の開発)
・今後の大会開催等の方針判断基準・対策マニュアル等
・収束後のトライアスロンの方向性(健康=トライアスロン)

大変充実した有意義な会議が開催出来たことに心から感謝申し上げるとともに御協力いただいた全国のトライアスロン関係者・事務方にも御礼申し上げます。一日も早い新型コロナウィルス感染拡大の終息を願っています。
次回は、6月24日(水)にJTU定例社員総会としてZoom会議開催(約100名)を予定しています。

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