International Triathlon Union

ハラスメント対応に関する確認(通報相談窓口・相談後の対応)

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【ハラスメント対応に関する確認(通報相談窓口・相談後の対応)】
公益社団法人日本トライアスロン連合(JTU:会長 岩城光英)では、COVID-19感染拡大からのトライアスロン・パラトライアスロンのトレーニング再開や競技会の開催に向けて、選手活動・コーチや指導者の活動も活発になることを想定して、改めてハラスメント事象等の発生が起きないように下記事例を挙げて注意喚起して行くものです。同時に下記事例は、SNS等による不適切な発信も合わせてその対象であることを確認します。

=事例=
*コーチや指導者からすべての選手に対しての暴言や大会参加制限に類するハラスメント発言及び行為
*選手間での中傷や誹謗と取れる発言
*女子選手に対するコーチや指導者等からのセクシャルハラスメント発言及び行為
*男子選手に対するコーチや指導者等からのセクシャルハラスメント発言及び行為
*ジュニア選手に対するコーチや指導者等からのセクシャルハラスメント発言及び行為
*その他も参照事例はありますが、疑われるような言動もその対象となることから、選手とコーチ・指導者の対峙の仕方(一対一の密室でのMTG等に際しての注意(場所・時間など))においても対象であることを追記します。

引き続きハラスメント等対応に関して、2013年から常設している通報相談窓口があります。
https://www.jtu.or.jp/organization/committee/general-affairs/tsuhomadoguchi/
*2020年8月7日より、女性窓口を設定

 

相談された案件は、通報相談処理規程に準じて対応されています。
https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/upload_pdf/tsuhosoudan.pdf
【目的】
この規程は、トライアスロン、デュアスロン及びそれら関連競技(以下、総称して「ト ライアスロン」という。)を行う者の権利利益を保護し、公正な環境の下でトライアス ロンに親しむ機会を確保し、トライアスロンの場における暴力行為を含むすべてのハラ スメント行為、その他の組織的または個人的な不当行為等の早期発見と是正及び再発の 防止に努めることを目的とする。

 

JTU関係者は、JTU倫理規程の制定に準じた理念と精神のもとに業務を行っています。
https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/upload_pdf/rinrikitei.pdf
=JTU倫理規程制定の理念と精神 =
公益社団法人日本トライアスロン連合(以下「本連合」という。)は、本連合の定款 及び競技規則に則り、トライアスロンの普及および振興を図り国民の心身の健全な発展 に寄与することを事業の目的としている。その事業を公正かつ適切におこなうにあたり、 公益財団法人日本体育協会、公益財団法人日本オリンピック委員会、国際トライアスロ ン連合等(以下、「関連統括団体」という。)の倫理規程及び関連する指針に準じるもの とする。本連合は、理事会及び社員総会の決議をもって、この倫理規程を制定し、本連 合に属する加盟団体(以下、「加盟団体」という。)とともに、法令順守をはじめ倫理や 社会的規範に関する意識の啓発を推進させていくものとする。
【目 的】
この規程は、本連合の係わる競技会・行事等はもとより、年間を通しての活動における 関係者の倫理に関する基本となる事項を定めることにより、本連合に対する社会的な信 頼を確保することを目的とする。

 

改めて、JTU理事会では、2020年度においてもJTU関係者における倫理規定の順守を宣言するとともに通報相談窓口の2013年からの存在を加盟団体等にも広く告知し、早期発見・是正・再発防止に努めることとする。

*2020年8月7日更新

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