International Triathlon Union

~日本トライアスロン史シリーズ Vol.3~ 【田山寛豪選手の連覇が続く 第13回(2007年)大会〜第17回(2011年)大会】

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 お台場の10月の風物詩となった日本選手権は、周辺のイベントと重なると10万人の観光客と来場者が集まる大会に成長しました。この5大会は秋のスポーツ日和に恵まれ、ノンウエットスーツでレースを実施。
 男子は、田山寛豪選手が通算6勝目を達成。4連勝していた田山選手の牙城を崩したのは山本良介選手!続いて2011年に細田雄一選手も1勝しました。女子は、井出樹里選手が3勝、上田藍選手、崎本智子選手が各1勝しました。コースレイアウトが変更され、フィニッシュはプロムナードから現在のお台場海浜公園内の駐車場へと移りました。
 2008年の北京オリンピックには、男子2名(田山選手、山本選手)女子3名(井出選手、上田選手、庭田選手)を日本選手団として派遣し、井出選手が日本選手団過去最高の5位に入賞。庭田選手が9位に入りました。
 2009年からは国際トライアスロン連合が『Dextro Energy Triathlon – ITU World Championship Series』をスタート。(現在の世界トライアスロンシリーズの前身となるシリーズ戦)横浜大会ほか、日本トップ選手も国内外で国際大会の出場機会が増えていきました。
 また、2010年には、第1回目となるユースオリンピックがシンガポールで開催され、YOG競技初日に開催されたトライアスロン競技で佐藤優香選手が優勝。金メダリスト第1号となる快挙を達成しました。
 日本国内だけでなく、トライアスロン競技の世界的な成長がみられる年になった2007年〜2011年。
 
日本選手権リザルトは以下リンクよりご確認いただけます。
https://www.jtu.or.jp/result_event/

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