International Triathlon Union

2021年JTU パラトライアスロン強化指定選手制度

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[1]目的
この制度より、第 16 回夏季パラリンピック(2020/東京)での目標達成のため、また、それ以降に向けた継続的な強化を進めるため、強化指定選手を理事会が認定する。これにより、指定選手の強化活動(強化合宿や大会派遣等)における成果を高め、さらに指定選手の社会認識向上によりパラトライアスロン競技の広報活動を促進する。

[2]対象選手
日本国籍を有し、ITU 主催レースへの出場資格を有する JTU 登録選手

[3]認定内容と認定手順
JTU パラリンピック対策チーム(パラ対策チーム)において S 指定選手、A 指定選手、B 指定選手、C 指定選手を選考し、理事会承認により認定する。評価の対象期間は、2019 年 7 月 1 日以降とする。評価にあたっては、レース展開上の諸条件や抗議・上訴などの結果を考慮する場合がある。
※次の期間の結果は、ITU Para Triathlon Rankings 凍結期間のため評価対象外とする。
対象期間:2020 年 3 月 16 日~2020 年 12 月31日

[4]認定期間
2020 年 12 月 1 日から 2021 年 12月末日迄とする。ただし、2021 年シーズン中の 2021 年 6 月末日までのレース結果により見直す場合がある。

[5]対象大会
1)ワールドトライアスロンパラ世界選手権(WPCHs)
2)ワールドトライアスロンパラシリーズ(WPSs)
3)ワールドトライアスロンパラカップ(WPCs)
4)アジアトライアスロンパラ選手権(ACHs)

[6]評価基準
S:パラリンピック・世界選手権で金メダルが狙える競技成績
A:パラリンピック・世界選手権でメダルが狙える競技成績
B:パラリンピック・世界選手権で入賞が狙える競技成績
C:パラリンピック・世界選手権への出場が狙える競技成績
※詳細は別添資料(制度設計)参照

[7]JTU 強化指定への資格等の授与(詳細は別基準・規定)
1)WPCHs、WPSs、WPCs、ACHs のエリートレースへの出場資格(派遣基準)は別規程
2)強化合宿(国内・海外)への参加資格(別規定)
3)強化全般の各種支援
強化指定選手以外の選手からも、申請により WPCHs、WPSs、WPCs、ACHs、強化合宿等の推薦を行う場合がある(推薦依頼の申請)

[8]補則
1)強化指定選手以外の選手からも、GF、WPSs、WPCs、ACHs、強化合宿等の推薦を行う場合がある
2)派遣規定(ユニフォーム含む)は別に定める
3)強化指定選手への補助金などの支援体制は別に定める
4)距離・種目が変更された場合、レース中の予期せぬ事故や上位選手の失格などで順位繰上げられた場合、出場選手のランキングに偏りがあった場合など、パラリンピック対策チームで審議し評価を見直すことがある
5)今後のルール変更や大会の出場人数などによって、期間中であっても改訂されることがある
6)対象期間中であっても、2021 年 6 月 30 日時点までの各対象大会終了後には結果を確認し、取得、昇格、降格の措置を取る場合がある。
7)強化指定選手として不適切行為が認められた場合は、降格・認定取消しの措置を取る場合がある

2021パラトライアスロン強化指定選手制度設計
2021年JTUパラトライアスロン強化指定選手制度評価基準

<2020/12/4 JTU理事会 承認>

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