2022ロングディスタンストライアスロン強化事業推進方針
2022ロングディスタンス強化事業推進の方針〜オールジャパン強化プラグラム〜
従来の強化指定制度は、国内大会のレベルと世界大会のレベルの乖離、また国体大会のレベルのばらつきから、世界大会で戦える選手の選出が困難であった。そこで、従来の強化指定制度を取り払い、海外基準で作成されたプロライセンス発行基準をクリアした選手をプロとしてトップにおき、プロから世界選手権を目指すエイジグループまでをオールジャパンとして強化を行う。
(1)プロライセンス発行選手
従来の強化指定制度を取り払い、JTUウェブサイトにはプロライセンス発行選手を日本を代表するロングディスタンス選手として掲載する。
*ロングディスタンス(アイアンマンプロ登録証明書発行者リスト)
(2)プロライセンス発行基準の緩和
最低限のレベルを担保した上で、プロカテゴリーでの積極的なチャレンジを応援する。アイアンマン世界選手権の高速化に伴う完走%の緩和。また、アイアンマン大陸別選手権についてもレベルがアイアンマン世界選手権と同等と判断して、同様に完走%を緩和する。
*IM世界選手権、IM大陸別選手権M15%F18%、IM1-3位 M8%F10%追加
*WT世界選手権 M12%F15%を追加
(3)トライアスロンエリートのアイアンマン70.3参加の促進
70.3世界選手権上位選手にトライアスロンエリート選手が多く占めることから、トライアスロンエリートの強化も含め、積極的な参加を促し、適正のあるタレントを早期発掘する。
*70.3限定ライセンスの復活(HPT推薦による)
*70.3世界選手権M15%F18%を追加
*IM70.3 1-3位 M5%F8%追加
(4)オールジャパン強化プログラム
ロングディスタンス世界選手権、アイアンマン70.3世界選手権、アイアンマン世界選手権での表彰台を目指してトレーニング指導、情報提供を行い、ロングのチームジャパンとしての意識の醸成を目的とする。一貫としてプロ候補タレントの発掘育成を行う。
年間を通してエリートからエイジまでの合宿を開催し、指導はマルチスポーツ対策チーム(松丸・酒井)が担当する。エイジグループ委員会と協調し、合宿を通じて世界選手権への気運を高める。参加費用は実費・指導料とし、担当委員・スタッフの経費・日当に当てるほか、あらかじめ、参加費用の一部をプロ強化支援に充てることを明記して募集を行う。ワールドトライアスロン、IM共に世界選手権に向かっていく日本人選手たちの一体感をつくっていく。
WT/IM世界選手権を目指すエイジからプロまでを対象とし、タレント発掘と強化を目的とした練習会・合宿を開催予定です。情報メール配信を希望する選手は以下のフォームよりご登録ください。(担当:松丸・酒井)
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<2021年12月8日理事会提出>
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