International Triathlon Union

第19回アジア競技大会(2022/杭州)選考基準(更新版)

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アジアオリンピック評議会(OCA)が第19回アジア競技大会(2022/杭州)の新開催日程を発表したことを受け、次の内容で選考基準の更新をいたします。

*開催日程発表(2022/7/19)
OCA announces new dates for the 19th Asian Games – Hangzhou
https://ocasia.org/news/3217-oca-press-release-oca-announces-new-dates-for-the-19th-asian-games-hangzhou.html

*開催延期発表(2022/05/06)
The 19th Asian Games Hangzhou 2022 Postponed
https://www.hangzhou2022.cn/En/presscenter/spotnews/latestnews/202205/t20220506_48463.shtml

<概要>
公益社団法人日本トライアスロン連合(JTU)は、JTU定款第4条(事業)第1項3号に基づく事業計画により、第19回アジア競技大会(2022/杭州)トライアスロン競技の日本代表選手・選考基準を策定する。

本基準は、アジアトライアスロン(AF)の定める出場資格システムに基づき、女子個人、男子個人およびミックスリレーの各種目で目標達成の可能性がもっとも高い選手の選考を目的とする。

以上により、競技面においては女子・男子・ミックスリレーでの金メダル獲得を目標とし、アジア大陸での恒常的(持続可能)な国際友好を促進する。

[1]大会
第19回アジア競技大会(2022/杭州)
https://www.hangzhou2022.cn/En/

[2]日程
2023年9月29日(金)個人・女子(8時スタート)
2023年9月30日(土)個人・男子(8時スタート)
2023年10月2日(月)ミックスリレー(8時スタート)

[3]場所
中華人民共和国・杭州市
(Chun’an Jieshou Sports Centre/トライアスロン特設会場)

[4]距離・出場枠
個人)スイム1.5km、バイク40km、ラン10km
出場枠(NOC枠):2名
ミックスリレー)スイム300m、バイク6.6km、ラン2km
出場枠:1チーム(個人2名に加え、追加NOC枠で1名エントリー)

[5]選考基準(優先順)
1) ワールドトライアスロン・チャンピオンシップシリーズ(2022/横浜)16位以内に入る選手のうち、最上位の1名を選出する。
2) ワールドトライアスロン・チャンピオンシップシリーズ(2023/横浜)16位以内に入る選手のうち、上位の者からNOC枠に達するまで選出する。
3)オリンピック・クオリフィケーションランキング(基準2)開催の翌月曜日・2023年5月15日)60位以内に入る選手のうち、上位の者からNOC枠に達するまで選出する。
4) 1)、2)及び3)の選出でNOC枠に達しない場合には、基準2)ワールドトライアスロン・チャンピオンシップシリーズ(2023/横浜)における上位の者からNOC枠に達するまで選出する。
入れ替え候補選手)上記選出方法における次点の選手とする。

[6]選考手順
2023年5月開催(開催日未定)のハイパフォーマンスチーム会議にて選考基準による代表選手案をまとめ、JTU選考委員会に提出し、審議を行う。JTU理事会承認の後、日本オリンピック委員会(JOC)の出場資格承認を受ける。

[7]留意事項(競技内容の変更に対する対応)
選考大会の競技内容が、TRI競技規則等に準じて変更された場合は、次の方針で対応を行う。
a)選考大会が開催中止となったときは、代替大会は設けず、残りの選考大会の結果及びOQR を用いて[5]に従い選出する。
b)選考大会の競技距離がスタンダードディスタンス(以下「STD」という。)から次の内容に短縮となった場合は、当該大会の結果を、STD の場合と同様に選考大会の結果として扱う。
 ・スプリントディスタンスに変更された場合
 ・スイムの距離のみが短縮され、短縮後の距離が750m以上の場合
 ・ランの距離のみが短縮され、短縮後の距離が5km以上の場合
c)選考大会の競技距離がb)以外に短縮された場合及び競技種目がデュアスロンまたはアクアスロンに変更となった場合は、当該大会を[5]の選考大会から除外し、残りの選考⼤会の結果及びOQRを用いて [5]に従い選出する。
d)選考大会[5]2)が除外された場合においても、OQRのポイントはTRI競技規則に基づいて加算され、[5]3)に基づく選考の際には有効なポイントとして勘案する。

[8]補則
1)参加承認はJOC基準による。
2)当基準は、関連基準の変更・関係各団体との調整により、変更されることがある。その場合は随時、公表する。

<2022年12月9日 理事会更新案承認>
・本大会が2023年12月迄に延期開催された場合を想定。
  →2023年9月23日(土)~10月8日(日)で開催決定。
・2022横浜WTCSが選考大会であることの変更はなし。ただし、最上位1名のみを内定。
・選考対象大会(1大会)を追加して、直近の成績を評価。
 →ワールドトライアスロン・チャンピオンシップシリーズ(2023/横浜)を選考対象大会として追加。
・選考対象ランキングをWTRからOQRへ変更して、パリ2024クライテリアと連動。
・追加の選考対象大会(開催日と場所)とOQR(終了時点)について、Entry by Name期日が決まり次第すぐに設定。
→Entry by Nameは6月15日(木)までとなったことから、OQR終了時点を5月15日(月)とする。
  代表候補選手は4ヶ月の強化期間に入る。
・追加NOC枠(1名)で選出された選手の辞退は認めず、日本代表選手団として現地入りすることを方針とする。
・2023年スケジュール(予定)
  2023年5月15日(月)OQR発表
   5月17日(水)臨時理事会(選考委員会)、日本代表選手・発表&記者会見
   5月17日(水)~19日(金)ナショナルチーム合宿(2023/HPSC)・派遣手続・公開練習

<2022年6月9日 理事会変更案承認>
・変更箇所:[5]選考基準(優先順)の変更及び、[7]留意事項(競技内容の変更に対する対応)の追記。
.変更理由)アジアオリンピック評議会(OCA)が第19回アジア競技大会(2022/杭州)の開催延期を発表したことを受け、選手基準[8]2)を適用する。
[8]補則2)当基準は、関連基準の変更・関係各団体との調整により、変更されることがある。その場合は随時、公表する。

◎主要ポイント
・本大会が2023年12月迄に延期開催された場合を想定。
・2022横浜WTCSが選考大会であることの変更はなし。ただし、最上位1名のみを内定。
・選考対象大会(1大会)を追加して、直近の成績を評価。
・選考対象ランキングをWTRからOQRへ変更して、パリ2024クライテリアと連動。
・追加の選考対象大会(開催日と場所)とOQR(終了時点)について、Entry by Name期日が決まり次第すぐに設定。

杭州アジア大会(選考基準案)候補選手への説明会資料(2021/12/2説明資料)

第19回アジア競技大会(2022/杭州)選考基準(更新前)

<2021年12月8日 理事会承認>

=以上=

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