International Triathlon Union

【World Triathlon】ワールドトライアスロン理事会、トランスジェンダーに関する方針を承認

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ワールドトライアスロン理事会は、各専門委員会及びトランスジェンダーに関わる専門家らとの協議及び意見聴取の末、トランスジェンダーに関する方針を承認しました。

30日後に導入される本方針においては、「トランスジェンダーアスリートが、エリートまたはエイジグループのトライアスロン競技において女性カテゴリーで参加するには、その選手の血清中のテストステロン濃度が少なくとも24ヶ月の間2.5nmol/L未満であったことを証明しなければならない。と同時に、当該選手がいかなるスポーツの競技会においても男性として出場してから最低48ヶ月が経過していなくてはならない」と言及されています。

マリソル・カサド会長:「ワールドトライアスロンは、小さな国際競技団体ですが、私たちのDNAの中には包摂性とジェンダーバランスがありました。私たちが承認した方針は、公平性の原則を優先しつつも包摂性を示したものになっています。IOCの提言と一致しており、他の国際競技団体が導入した方針にも類似しています。私たちは、今後の動向を注視しつつ、必要に応じて再検討し、話し合いを続けていきます。この課題は進化し続けており、私たちはフレキシブルに対応しなければなりません。」

*原文:
https://triathlon.org/news/article/world_triathlon_executive_board_approves_transgender_policy

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