International Triathlon Union

令和7年度「JOC国際人養成アカデミー」受講者の募集

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公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が主催する、国際スポーツ組織との関係を強化することへの支援を目的にした、人材の国際力向上を図る人材育成事業である「JOC国際人養成アカデミー」の募集案内を回覧いたします。
JTUでは中長期計画として、ワールドトライアスロンやアジアトライアスロンにて活躍をすることを目的とした人材養成を行っています。ご興味のある方は、【2025年2月28日(金)】までにJTU事務局もしくは都道府県加盟団体を通じてお問い合わせください。
 

<令和7年度「JOC国際人養成アカデミー(JISLA)」開催要項>

[1]趣旨
本アカデミーは、国内スポーツ組織が国際スポーツ組織との関係を強化することへの支援を目的にした、人材の国際力向上を図る人材育成事業である。本事業を通じて、所属する国内スポーツ組織を代表して国際スポーツ組織において影響力を発揮し、所属組織のプレゼンスを高めることができる人材の育成を目指す。

[2]対象
(1)本会加盟団体から推薦される下記の者
将来、所属団体を代表して IOC、OCA、IF/AF 等の国際スポーツ組織における役員や専門委員会委員(審判、競技ルール、医事、コーチング、マーケティング等)、審判、競技役員、事務局員、ある
いは国際競技大会の運営ディレクター等に就任し、その団体や組織にて影響力を発揮していくことを目指す具体的な計画がある者。あるいはそれを目指して研鑽を積むことができる者。
所属組織の国際化を推進する者、国際スポーツ組織とのコミュニケーションの窓口となる者、あるいは国際スポーツ組織の役員や専門委員会委員への就任を目指す候補者を様々に支援する者などの、国際関係担当者。
(2)その他本会が認めた団体から推薦を受けた者

[3]受講要件
(1)受講者を推薦する団体は、当該団体のIF/AFポジション獲得計画を含む国際戦略を策定しており、推薦される受講希望者はその国際戦略の中に位置付いていること。策定された戦略は、別添様式にて提出しなくてはならない。
(2)別途示す研修会でおこなわれる講義の、70%以上に出席できること。
推薦団体の業務等によりやむを得ず欠席し、修了に必要な出席日数にわずかに足りない場合は、 補講などで補足する場合がある。
(3)英語力はおおむねCEFR(Common European Framework of Reference for Languages)B1レベル以上の者。*後述する13.その他(3)受講者推薦者に理解いただきたいこと、も参照のこと
(4)パワーポイント等のプレゼンテーションツールで資料作成が可能な者。
(5)受講にあたり、パソコンまたはタブレット端末等の情報機器を持参・使用できる者。

[4]受講料
15万円(税込)*受講者負担
受講料に含まれるもの︓教材費、受講に必要な宿泊及び食事。
受講料に含まれないもの︓会場までの交通費。必要に応じて、実習に要する実費を別途徴収する。

[5]実施方法
(1)期 間
令和7年5月13日(金)~11月15日(日)
第 1 週︓6/13-15、第 2 週:7/4-6、第 3 週︓7/25-27、第 4 週︓8/22-24、
第 5 週︓9/12-14、第 6 週︓10/3-5、第 7 週︓10/24-26、第 8 週︓11/14-16(全 8 週)
*11/16 は予備日(台風、地震などの災害により開講できない日程があった場合に利用)。
*修了者を対象にフォローアップ研修を 3 月に開催する予定。
※各週とも原則として金曜︓19 時から 22 時、土曜︓9 時から 19 時、日曜︓9 時から 17 時を講義時間とする予定。ただし別途課題や、講義に関連するグループワークが課される。
(2)場 所
味の素ナショナルトレーニングセンター・ウエスト ほか
*一部リモートで講義を実施する場合がある
(3)宿 泊
講習期間中は、本会が提供する宿泊施設(味の素ナショナルトレーニングセンター・ウエスト、あるいはその近隣の宿泊施設を予定)を利用する
(4)その他
受講年度内に全課程修了することを原則とする

[6]カリキュラムとその狙い(予定)
[A] スポーツリーダーとして持つべき基礎知識(10 コマ)
スポーツリーダーに不可欠な、スポーツ/スポーツ組織に関する基礎知識を学ぶ
・組織経営、マーケティング ・ジェンダーエクイティ ・SDGʼs
[B] 国際スポーツ界で活躍するために持つべき知識・スキル(10コマ)
国際戦略を立てる上で不可欠な、国際スポーツ/スポーツ組織に関する知見を学ぶ
・国際スポーツ組織 ・IF、AFにおける選挙 ・国際スポーツ分野におけるキャリア
[C] グローバルマインドセット(6コマ)
国際的な交流を持つ上でベースとなる、異文化や多様性を理解・受容するマインドを醸成する
・異文化理解力 ・マナー/プロトコール ・世界の宗教
[D] 国際スポーツリーダーの本質的条件となる考え方や意識(14コマ)
国際スポーツリーダーに必要となる思考法、意識、行動特性、スキルについてアクティブに学ぶ
・論理的思考 ・戦略的思考 ・組織行動とリーダーシップ ・提案の技術
[E] 国際コミュニケーション演習(42コマ)
国際スポーツの現場で必要となるコミュニケーション方法について、英語にてアクティブに学ぶ
・プレゼンテーション ・ネゴシエーション ・アサーティブコミュニケーション
*基礎的な英語力を向上させるための講座は提供していない
[F] アセスメント(修了試験)
講義への参加姿勢、受講レポート、講義に関連する課題を評価すると共に口頭試問を実施する。Eの講義は授業全体を通して評価し、英文レポート点等を加える。それらの合計点にて修了判定を行う。

[7]想定している受講対象者
・NFの外に職業を持ちながら、NFの国際業務を担当される方
・NFの外に職業を持ちながら、NFを代表してAF、IFの理事・委員・審判を務める方や、それを目指す方

<JOC国際人養成アカデミー事業>
将来JOCやJOC加盟競技団体を代表し、国際スポーツ組織等の政策決定過程に関与できる人材、あるいは国際的な折衝において活躍できる人材の育成を目的として2011年に設立。
https://www.joc.or.jp/about/jocactivity/international/jisla/

<お問い合わせ>
JTU事務局:jtuoffice01@jtu.or.jp

=以上=

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